読モの私、推しアイドルと夢の共演撮影!ガチ恋バレして楽屋でエッチな展開に
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読モの私、推しアイドルと夢の共演撮影!ガチ恋バレして楽屋でエッチな展開に (ページ 1)
大人気アイドルグループのメンバー、龍臣くんとの、『最旬トレンドで歩く、初夏のリアルデート』。
来月号のファッション雑誌に載る撮影の女性役に、読者モデルの私が、運良く抜擢された。
撮影中は推しと並ぶドキドキ感と、『仕事に集中しなきゃ』というプレッシャーのあまり、ほとんど会話ができなかったけれど…
それでも、無事に撮影は終わった。
*****
私服に着替えて、帰り支度をした私は、龍臣くんの楽屋に向かった。
帰り際の楽屋挨拶…っていうのは名目で。
本当の目的は、先日発売されたCDに、サインをもらうこと。
(用意周到すぎて、恥ずかしいけど…!)
(でも、こんな機会、二度と来ない…!)
私は、思いきって楽屋のドアをノックした。
「はーい、どうぞ」
「失礼します…!」
ドアを開けた途端、私は思わず息を呑んだ。
(ぎゃーッ!!ビジュ強すぎ!)
龍臣くんは、楽屋に一人で、高そうなお弁当を広げたところだった。
テーブルにはいくつもの花束と、百貨店の紙袋の差し入れが積んである。
スポットライトはないのに、彼がそこにいるだけで、殺風景な楽屋がラグジュアリーブランドのCMセットのように見えてくる。
「あ、姫奈さん!先ほどは、撮影ありがとうございました」
龍臣くんがスッと立ち上がり、完璧なアイドルスマイルで握手を求めてきた。
「こ、こちらこそッありがとうございました!」
声が裏返り、挙動不審な動きで、龍臣くんの手を両手で握り返した。
(ふぁぁ…龍臣くん、いい匂い〜…!)
(手が大きいよ〜!それに、あったかい…!)
(やばい!鼻血が出そう!)
卒倒しそうだったけど、なんとか踏みとどまる。
龍臣くんは、撮影衣装からラフな私服に着替えていた。
当たり前にハイブランドロゴの入った、黒のVネックニットに、細身のスラックス。
長い脚と、ニットの襟元から覗く完璧な鎖骨も相まって、龍臣くんのラフな私服は『超高級な衣装』のようだ。
「あれ?そのCD、まさか俺たちの?」
私は、持っていたCDとサインペンをすごい勢いで差し出した。
「そうです!新曲、めちゃめちゃよかったです!!MVも何度も見ました!龍臣くんのダンスもソロパートも最高でした!!」
気付けば、一気にまくし立てていた。
「ありがとう!さっそく新曲聴いてくれたんだ!すげえ嬉しいよ!」
龍臣くんは私の手からCDとサインペンを受け取り、さらさらとジャケットにサインをしてくれる。
その横顔を、私は食い入るように見つめてしまう。
長いまつ毛、通った鼻筋、そして形のいい、つややかな唇…
「俺のサインだけでいい? 他のメンバーのサインもいる?」
ペンを握ったまま、龍臣くんがふいにななめ下から私を覗きこんだ。
「あっ、あの!龍臣くんのだけで…!」
「ってことは、もしかして『俺の』ファン?」
「そうです!!」
勢いあまって、お腹の底から声が出てしまった。
(やば!撮影中は必死に隠してたのに、ガチ恋がバレちゃった〜ッ!)
(私だって読者モデルの端くれだし、対等な距離感でいたいと思ってたのに…!これじゃただの重いオタクだ〜ッ!)
「…そっか。俺の、ファンなんだ」
そのとき、龍臣くんのまとう空気が、変わった。
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