喫茶店のイケオジマスターが、大人のテクニックで性の悦びを私の体へ植え付ける
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喫茶店のイケオジマスターが、大人のテクニックで性の悦びを私の体へ植え付ける (ページ 1)
美優はカフェよりも喫茶店を好む。子供の頃、明るく社交的だった祖父に喫茶店に連れられて行くと、常連客に可愛がってもらったり、ずらっと置いてある新聞や漫画が図書館のように思えたりして、楽しくて仕方がなかった。
美優が高校二年のときに祖父は亡くなったが、読書がしたくなると一人で祖父のお気に入りの喫茶店に出向いていたほどだ。
「駅前のカフェの方がいいでしょ」
母親はそう言って笑うけれど、いつも混んでいて、喋り声のうるさいカフェでは美優は落ち着かないのだ。
「だってマスターが来てねと言うから」
「誠一郎くんも死んだおじいちゃんに気を使ってるのよ」
マスターの兄と同級生の母は、マスターのことをよく知っている。誠一郎くんと呼ぶ二つ年下の後輩で、同じテニス部だったらしい。兄は早くに結婚したが、弟は店を任され独身のままらしい。
「誠一郎くんが喫茶店を継いだけど、本当は兄が継ぐのが一般的よね。まぁ、あの兄じゃ無理ね」
母が笑いながら昼ご飯の後片付けをしている。
美優も誠一郎のことをずっと見ていたから、母の言うことは何となくわかった気がした。真面目で物静かだけれど、常連客はいつも誠一郎に話をしたがる。
美優も、このおじさんは未来でも見える占い師なのかと思っていたほど、独特のオーラを放っていたのだ。
そんな喫茶店での美優の注文も、成長とともに変わっていた。高校生のころは、クリームソーダとホットケーキ。大学生の頃は、アイスコーヒーとサンドイッチ。
そして社会人になり、ホットコーヒーを頼むようになった。
「大人になったね」
誠一郎が笑顔でコーヒーを運んでくる。
「マスターのコーヒーが世界一なんでしょ。おじいちゃんがよく言ってた」
「まぁ、そういうことにしておこうか」
近所に有名チェーン店が続々とオープンしたこともあり、さすがに店への影響もあるようだった。美優も会社員になってからは、営業時間内に来ることも難しく、二か月、三か月と徐々に足が遠のいていた。
「マスター久しぶり!」
ほんの少し、涼しさを感じるようになった九月の土曜日、美優は用事を済ませて喫茶店へ寄った。
「美優ちゃん、元気そうじゃないか」
誠一郎が優しく微笑んでくれる。髪が少し伸びて、誠一郎のイケオジ度が上がった気がした。
「買い物帰り?」
「うん、誕生日特典を使いにそこのドラッグストアまで行ってたの」
「そうだ!この季節だもんな。何歳になった?」
「二十五歳」
「もう大人だな、俺も年をとるわけだ」
誠一郎がコーヒーを淹れる。
「これ飲んで買い物でも行くか。プレゼント買ってあげるよ」
「いいよ、言っただけだから」
「俺も気分転換になるからさ、ほら、もう店も閉めるから」
誠一郎は本当に片付け始めていた。美優は何となく断りにくいこともあって、誠一郎の提案に乗ってみることにした。もちろん、誠一郎と二人きりの時間は初めてだ。
大人のエスコートにも興味があったし、美優を子供のころから知っている誠一郎に、大人になった自分をなぜか見てほしいと思ったからだ。
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