読モの私、推しアイドルと夢の共演撮影!ガチ恋バレして楽屋でエッチな展開に (ページ 2)

楽屋の空気が、一気に甘く、濃密なものへと変わる。

「あ…えっと…?」

龍臣くんは私のパーソナルスペースに一歩、踏み込んで…

私の頬のすぐ横の壁をトン、と叩いた。

(か、壁ドン〜…!?)

私がドキッとして心臓が止まりかけたとき…

龍臣くんは、私の背後のドアの鍵を、カチャン、と閉めた。

(え?どうしてドアに鍵を…?)

「今回の撮影、俺が姫奈ちゃんを指定したんだよね。最近の読モのなかで、一番可愛かったからさ」

「え?あ、ありがとうございま…」

「姫奈ちゃん、さっきの撮影で、わざと転んで俺に倒れかかったでしょ?」

そう、先ほどの撮影で、実はハプニングがあった。

スタイリストさんの用意してくれた靴のサイズが合わなくて、転びかけた私を、龍臣くんが受け止めてくれたのだ。
あのとき、私はすぐに謝って、現役トップアイドルの反射神経に感動したのだけど…

「ごめんなさい!あれはわざとじゃなくて…!」

「じゃあ、身体が俺を求めたってことかな?」

壁ドンの姿勢から、彼の視線がゆっくりと下へ移動した。
愛しの推しに会えるからって、今日のために新調した私服の、オフショルブラウスの広い襟元から覗く、私の鎖骨…
そして胸の膨らみへ、龍臣くんの視線が移る。

「姫奈ちゃんのコレの感触、忘れられないんだけど?」

「きゃっ…」

龍臣くんが、ぷにゅん、と指の背で、私の胸を押した。
するとオフショルの広い襟元で、谷間がぐっと寄せられ…

「…!」

私は真っ赤になって、さっとそこを手で隠した。

「あれ?てっきりそういうつもりで俺の楽屋へ来たのかと思ったのに…」

「そういうつもりじゃ…!」

「なんだ、残念。俺は、姫奈ちゃん全然ありだけどね」

龍臣くんの、からかうような口調に…

「私は…!龍臣くんのこと、ずっと大好きだったので…!今日、会えただけでも嬉しくて…全然そんな…!」

私の絞り出すような声に、龍臣くんは満足そうに口角を上げた。
アイドルとしての、キラキラした笑顔じゃない。
獲物を追いつめた肉食動物のような…底知れない色気を孕んだ笑み。

「でもさ、ファンなら…俺のこと隅々まで知りたいんじゃない?」

壁際に追いつめられた私は…真っ赤になって頷いた。

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