触れるだけで崩れていく身体と、彼の我慢の限界点 (ページ 6)

「…肩、弱いだろ」

当てられて、息が漏れた。

朝比奈さんはわずかに笑う。
普段見せない、余裕と欲の混じった笑み。

「やっぱり、俺じゃないとダメだ」

そのまま彼の腕が強くなり、
身体と身体の間の空気がなくなるほど近づいた。

胸が触れ合い、
彼の呼吸が私の首筋にかかる。

「苦しい?」

「……いえ」

そう答えると、彼の指が腰骨に触れ、
ゆっくりとそのラインをなぞる。

腰を支えるように添えられた手の温度が高すぎて、
膝が震える。

「こんなに敏感で、どうするんだ」

息を飲んだのを見て、彼はさらに距離を詰めてくる。

脚が触れ、太ももに彼の体温が伝わる。

「……逃げられないぞ」

囁く声が、低くて、甘くて、
耳から背骨まで落ちていく。

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