触れるだけで崩れていく身体と、彼の我慢の限界点 (ページ 11)
胸のすぐ下まで指が来た瞬間、身体が大きく震えた。
「…怖い?」
「ちょっとだけ。でも…」
彼の目を見る。
「…すごく、安心してます」
その言葉に、朝比奈さんが息を止めた。
そして、ゆっくりと顔を近づけてきた。
額が触れる距離。
彼の息が私の唇へ触れ、
私の呼吸が彼の喉へ触れる。
「…もう限界」
その囁きは、甘さと熱が混ざりすぎていて言葉だけで身体の奥まで溶けそうだった。
さらに手が腰へ回され、背中から抱き寄せられる。
「落とすぞ」
ベッドの上へそっと押し倒される感覚。でも乱暴さはなく、
触れるたびに優しさと欲が混じっていた。
彼の影が、私の上に覆いかぶさる。
手のひらが頬に触れ、指で唇の端をなぞられる。
「もっと…触れたい」
彼の声が、耳のすぐ横で震えている。
抑えていた感情が溢れて、もう隠しきれないのだと分かるほどに。
指が肩に触れ、首筋へ滑り、鎖骨をゆっくりなぞる。
その触れ方だけで、背中まで熱が伝わっていく。
「…全部、預けろ」
朝比奈さんは、私の反応を一つ残らず見て、飲み込むように見つめながら囁いた。
「俺がちゃんと…受け止めるから」
その優しさと欲の混ざった声に私は完全に、深く落ちていった。
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