キャンバスに滴る誘惑 ~芸術家の熱く秘められた欲望が渦巻く夜~
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キャンバスに滴る誘惑 ~芸術家の熱く秘められた欲望が渦巻く夜~ (ページ 1)
街の喧騒から離れた小さなアパート。そこが、玲子のアトリエ兼住居だった。
三十八歳のシングルマザー。息子の翔は小学校に通い、毎日のようにサッカーの練習に夢中だ。
玲子は離婚後、絵画を仕事にし、個展を開く日々を送っている。
彼女の作品は、女性の肉体をモチーフにした抽象画。曲線が絡み合うように描かれ、観る者に官能的な余韻を残す。
夕暮れ時、翔が友達の家に遊びに行った後、玲子は一人でワインを傾けた。
鏡に映る自分の体を見つめる。出産の痕跡が残る腹部、豊満なヒップ。
そして、心の奥底に秘めた渇望。
ポルチオ…それは夫とのセックスでは、決して到達しなかった領域。
玲子は時折、バイブで自分で探るが、浅い快楽しか得られない。
真の絶頂を彼女は求めていた。
「芸術のように、深く…溶け合うような」
玲子はキャンバスに筆を走らせた。
青と紫のグラデーションが、まるで女性の秘部のように広がる。
*****
近所のギャラリーで、玲子の作品が展示された。
来場者の中に、一人の男がいた。拓也。三十九歳の写真家。
バツイチで、娘を一人で育てている。
玲子の絵に惹かれ、声を掛けた。
「この曲線、まるで女性の内なる叫びみたいだ。君の経験が反映されてる?」
拓也の視線は鋭く、玲子の体を優しく包む。彼女は頰を赤らめ、頷いた。
「ええ、きっと。シングルマザーとして、孤独な夜が多いから…」
二人はすぐに意気投合した。
互いの子育ての苦労を語り、連絡先を交換した。
拓也の娘は翔と同じ学校。奇妙な縁を感じた。
数日後、拓也がアトリエを訪れた。ポートフォリオを見せたいという。
玲子は緊張しながら、ドアを開けた。
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