友人とナイトプールへ。楽しむはずが、知らない男性に絡まれて、心配した彼氏がかけつけて水中でお仕置きされちゃう私。 (ページ 6)
けれど──耳元に落ちた彼の声は、優しくて、でも少し意地悪で。
「…この先は、家に帰るまでなしだよ」
「…え…」
顔を上げると、彼は静かに微笑んでいた。
優しいのに、その瞳の奥には確かに嫉妬と独占欲の色が揺れている。
「今はまだ…お仕置き中だから」
低く囁かれ、胸の奥がぎゅっと切なくなる。
「…健二…やだ…」
小さく縋るように呟いても、彼は浮き輪ごと私を抱き寄せて、頬に軽く口づけを落とすだけ。
「帰ったら…全部、僕に見せて」
その甘く意地悪な言葉に、身体がさらに熱を帯びる。
(…もう受け入れたくて仕方ないのに…)
恥ずかしさと欲しさで胸がいっぱいになりながら、私は彼の腕の中で震えていた。
「帰ったら…全部僕に見せて。涙も、声も、震えも──僕のためだけに」
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