友人とナイトプールへ。楽しむはずが、知らない男性に絡まれて、心配した彼氏がかけつけて水中でお仕置きされちゃう私。 (ページ 3)

「怖い思いをしたよな。でも──ナイトプール、楽しみにしてたんだろ?」

驚いて顔を上げると、彼の瞳には責める色なんてなくて、ただ柔らかい光だけが宿っていた。

「せっかくだから…一緒に入ろう。君が見たかった景色、僕にも見せて」
耳元に落とされたその囁きに、胸がじんわり熱くなる。

「…ほんとに?」

「もちろん。僕と一緒なら、もう安心だろう?」

そう言って差し出された大きな手。
私は、その手をぎゅっと握った。

波のプールに並んで足を入れると、水しぶきがライトに照らされて、まるで宝石の雨みたいに輝いていた。

音楽と歓声の中、でも私の世界は健二の隣だけ。

「ねぇ、すごく綺麗だね」

そう笑いかけると、彼の腕がまた私の腰を抱き寄せる。
「…君のほうが、ずっと」

頬が熱くなって、胸がときめきでいっぱいになった。
怖さも恥ずかしさも、もう全部、幸せに溶けていくみたいだった。

ふわふわと浮き輪に揺られていたけど、胸の奥のドキドキと酔いが混ざって、我慢できなくなった。

「…健二…」

気づけば自分から、彼の胸に身体を預けていた。

健二は一瞬だけ驚いたように目を瞬かせたけれど──すぐに浮き輪ごと抱き寄せてくれる。
優しい腕の中、安心でいっぱいになるのに…その瞳の奥に、少しだけ熱い影が揺れているのに気づいた。

(…嫉妬、してる?)

次の瞬間。
水の冷たさの中で、健二の指がそっと私の腰に触れ、濡れた布地の上をゆっくり滑った。

「…っ」

小さく息が漏れる。

布越しに感じる指の感触は、周囲の人には分からない。
でも私の身体には、甘く熱い刺激が広がっていく。

「大丈夫…誰にも気づかれない。水の中だから」

耳元に落とされた囁きが、胸の奥まで震わせた。

優しい声なのに、そこに滲む独占欲がはっきりと分かって、心臓が破裂しそうになる。

「…健二…恥ずかしい…」

そう小さく震える声で答えると、彼の指は布地の端を確かめるように、さらに深く触れてきて──

水の中なのに、私の身体は熱くてたまらなくなっていた。

「…っ」

小さな声が漏れてしまう。
周りは音楽と水しぶきでざわめいていて、誰も気づかない。

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