誤解からはじまる、激しすぎる夜。泣いて謝っても許してくれなくて…。

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誤解からはじまる、激しすぎる夜。泣いて謝っても許してくれなくて…。 (ページ 1)

「別れたいの」

2人きりの部屋。

意を決してそう伝えると、目の前の彼氏…優斗は「は?」と険しい顔で聞き返した。

「別れるってなんで?他に好きな男でもできた?」

「そういうのじゃないの。だけど…」

言葉を濁す。

本当の別れたい理由がどうして言えなくて。

だけど私のそんな煮え切らない態度に、優斗は腹を立てたようだった。

「ちゃんと言ってくれないと話し合いもできない。なんでかちゃんと言って」

「…」

「亜依、言って」

「だって、優斗、私のことあんまり好きじゃないよね」

「は?」

優斗はびっくりしたように、目を見開いている。

「最近、エッチの回数減ってるし、私に飽きたのかなって」

実際、セックスの回数は減っていた。

同棲始めの頃は毎日のようにしていたのに、今は月に1回あるかないか。

友達に恥を忍んで相談すると、セックスレスだよと言われ、優斗が私に飽きてしまったのだという結論を出したのだった。

どうせ振られるなら、早い方が傷つかなくていい。

もうずっとモヤモヤした気持ちを抱えたままでいることに疲れた私は、勇気を出して優斗に別れ話を切り出したのだった。

言い終えて、泣かずにいようと決心していたのに、いつのまにか目には涙が滲んでいた。

「はあ…」

大きな優斗のため息が聞こえた。

思わずビクッとなる。

「亜依、前に自分が言ったこと忘れたの?」

「前?」

「エッチする時、気持ちよくなりすぎちゃうから怖いって泣いたの」

そう言えばそんなことを言ったような気がする。

「あれから俺、亜依に嫌われるの嫌でずっと我慢してたんだけど」

「え…?」

「忘れっぽいのは知ってるけど、傷つくなあ…」

「じゃあ私、勘違いして…」

「うん、勘違いにもほどがある。エッチしないの、嫌われたと思ってたの?」

頷く。

自分からそんなこと言ったの、全然覚えていなかった。

きっと優斗とのエッチで気持ちよくなりすぎて、思わず口走ってしまったのだと思う。

「俺、亜依と絶対別れたくない。だから、亜依が嫌ならって、平気なふりしてただけだよ」

「…ごめん」

「じゃあ、俺とのエッチは嫌じゃないって思っていい?」

勘違いがあまりにも恥ずかしくて、私は赤くした顔を見られないようにと俯きながら、小さく頷いた。

「ね、亜依。…ベッド行こ」

そんな私を大きな腕で抱きしめた優斗は、耳元でぼそりと低い声を響かせ、私を久しぶりにベッドに誘った。

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