バスの後部座席で繰り出された性欲解消のためだけのセックス。一瞬で絶頂へ達した獣の二人

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

バスの後部座席で繰り出された性欲解消のためだけのセックス。一瞬で絶頂へ達した獣の二人 (ページ 1)

 麻紀は京都在住のOLだ。二十六才、独身、彼はいない。去年からとある声優にハマり、イベントごとに全国へ追いかけるほどの熱中ぶりだ。

 大規模のイベントは、ほとんどが東京で開催される。予算もあり全ての参加が難しいけれど、どうしても行きたい気持ちを抑えることできないこともある。

 そんな麻紀へ、どうしても外せないイベント情報が舞い込んだ。

 給料のほとんどを推し活に使っているが、先月はグッズを買い過ぎたので金策をどうしようか悩む。推し友たちはみんな高速バスを利用すると聞き、麻紀も高速バスを利用することにした。

 麻紀は学生のころ、友人と深夜の高速バスを利用したことがある。おじさんたちのイビキはうるさかったし、殺伐とした車内の空気感はあまりいいものではなかった。

 ただ、最近では随分と快適になっているということを聞き、昼間の利用なら景色を見て気分転換も出来るかな、と思ったのだ。

 そして、迎えた当日、全く問題もなくバスで東京へ着き、イベント会場では推し友と合流し、大満足でホテルへ戻った。

 ただ寝るためだけのホテルだから、麻紀はベッドに横になり、推し友と余韻をSNSで共有しながら、いつの間にか心地よい眠りについた。

 あとは家に帰るだけ。イベントの興奮が冷めないまま、チェックアウトをしてバスターミナルへ向かう。やや混雑はしていたけれど、バスは簡単に見つけられた。
 
 若い男性が入口の前で立っている。麻紀が近付くとその乗務員らしき男性が軽く会釈をして、乗車証明書の提示を求めた。

 愛想もなく、ただ淡々と業務をこなしているだけの男性は、麻紀と同年代か、少し上だろうか。

 制服が似合う色白の男性は、麻紀の推しにどこか似ていて、思わず麻紀は男性の顔をじっと見つめていた。

「どうぞ」

 中に誘導され、奥の席へと座る。発車時刻までしばらく予定があったが、まったく乗客が増える気配がない。

 まさか貸し切りかと思ったら、中年の男女が二組入ってきた。

 火曜日の午後の便はこんなものなのかもしれない。二、三時間に一度休憩をはさんで、順調に進むと六時間ほどで京都に到着予定だ。

 発車してすぐに、バスの揺れで麻紀は眠気を覚えた。そして気付けば熟睡していた。あっという間に一度目のサービスエリアに到着だ。

 中年の男女は早々と降りていく。麻紀も買い物がしたかったので、バスから降りることにした。

「時間厳守でお願いします」
 
 乗務員が麻紀に確認をする。

「わかりました」

 やはり麻紀の好きな顔立ちだった。睫毛がふさふさで目力があり、サービス業なのにあまり愛想がよくない感じがなぜか惹きつけられる。

 ところが、麻紀は乗務員が自分を見ていることに気が付き、慌てて視線を逸らして歩き始めた。

 麻紀はポケットから携帯を取り出し、時間を確認しようとする。

 あれ?携帯どこに置いたっけ?

 寝ぼけていたのだろうか。携帯を忘れたことに気付き、急いで麻紀はバスに戻った。

 当然、バスの中には乗務員一人だ。

「もう、戻って来られましたか」

「いえ、携帯を忘れちゃったんです」

「そうだったんですか」

 そんな会話をして座席へ進む。すると、あると思っていたシートの上に携帯がない。

「あれ?」

 ボストンバッグの中だろうか。必死でそこらじゅうのポケットを探し始めるが、どこにもない。

「大丈夫ですか?」

 気が付けば、乗務員の彼が麻紀の後ろに立ち、麻紀の様子を見ていた。

コメント (0)

表示されている文字を入力してください: