バスの後部座席で繰り出された性欲解消のためだけのセックス。一瞬で絶頂へ達した獣の二人 (ページ 3)

 エンジンが切られたバスは一気に静かな薄暗い空間に変わる。少し薄気味悪い雰囲気に、こんなところで誰かに見つかったらどうなるのか不安が押し寄せる。

 どれぐらい待ったのだろう。扉がぐっと開けられ、玲也が乗り込んできた。

「後ろ行こう。まだ出られそうにない」

「そうなんですか」

 よくわからないけれど、玲也に従うしかなさそうだ。さっさと後部座席に進む玲也に麻紀はついていく。

 玲也はポンポンとシートを叩き、麻紀に座るように言った。

「本当はダメなんですよね、客とバスの中に残ってるとか」

「今はそんなこと言わないで、俺、疲れてて君から癒しが欲しいから」

「私から?」

「そう、可愛いし、タイプ」

 そう言って突然玲也が麻紀に覆いかぶさった。

「ちょ、ちょっと」

 強引に唇が奪われる。

「ん…、んんっ…」

 玲也は唇を離そうとはせず、そのまま舌をねじ込んできた。

「うっ…、ぐっ…」

 両脚をばたつかせ抵抗する麻紀だったが、玲也がしっかり体を重ねて動けない。そのまま、唇が首筋すじまで下がり始め、麻紀は首を左右に振って抵抗した。

「嫌か?」

 顔を離した玲也が、麻紀の目を見て聞いた。その視線はとても情熱的で、吸い込まれそうで、苦しい。何より、麻紀のタイプの顔が至近距離にあるのだ。

「優しくするから…」

 何も言い返さない麻紀の頬を両手で包み、そのまま今度はゆっくり優しく唇を重ねた。じっくり、ねっとり唇を味わう大人のキスは、麻紀の全身から力を奪う。

 玲也の手が、麻紀のブラウスのボタンにかかると、麻紀はもう目を閉じて玲也の指先を待っていた。

「あぁっ」

 ひんやりした指先が、麻紀の鎖骨をなぞる。ボタンが一つ、二つと外され、薄いピンク色のブラジャー姿が晒された。

 玲也は不適な笑みを浮かべ、一気にブラジャーをぶるんとめくりあげる。恥ずかしい恰好にされた麻紀は、感じたことのない興奮で吐息を漏らしてしまった。

「大きいんだね、触り心地もいい…」

 両手でDカップの乳房を下から持ち上げると、ゆっくりと円を描くように玲也は揉み始めた。

「重いな」

 くすっと笑いながら、麻紀の乳房を優しく刺激する。それは大人の余裕なのか麻紀にはわからないけれど、このまま進めばとんでもない快感が待ち受けているような気がして、胸の鼓動が高まった。

「セックス好き?」

「わからない」

 こんなところで、こんな風にセックスをするなんて、禁断の世界に足を踏み入れた気分だ。

 無理矢理犯されたい、そんな願望が麻紀の心の中にあったのかもしれない。だから、麻紀は玲也のなすがままになっていた。

「あん、そんなっ…」

 乳首をコリコリといじられ、麻紀は露骨に喘ぎ始めた。

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