年下同期と地下倉庫に閉じ込められて…。お互いの体温を求めて激しく抱き合う

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年下同期と地下倉庫に閉じ込められて…。お互いの体温を求めて激しく抱き合う (ページ 1)

遠夜くんの手が私の頬に触れる。

その手がこんなにも大きくて温かいなんて知らなかった。

私はされるがままになって、目を閉じる。

カビの匂いが充満する地下室に、二人の息遣いだけが響く。

「あっ…」

私の溶けるような甘ったるい喘ぎ声。

それを丁寧に拾い上げるようにキスをされる。

遠夜くんに跨った私の腰は熱く、揺らされる度にいやらしい水音を鳴らした。

暗くて寒い空間に閉じ込められた私たちは、お互いの体温を貪り合う。

閉ざされた扉がいつか開くことを待ち望みながら。

*****

「もう、本当に信じられない…」

暗くてカビ臭い地下倉庫の中で、私はうなだれていた。

定時間際、部長に言われてこの地下倉庫まで昔の資料を取りに来た。

うちの会社のビルにはそこそこの歴史があって、顧客が来る上の階だけは数年前に奇麗にしたものの、不要品が押し込まれている地下は建設当時のままだ。

ネズミが住んでいるという噂もあって、部長命令でさえなければ絶対に足を踏み入れたくない場所だった。

さっさと目的のものを見つめて戻ろうと思っていたのに、探すのに手間取ってしまった。

その時だ。

「あれー? おかしいわね、開いたままだわ」

と、わざと開けっ放しにしていた扉の向こうから、おそらく掃除のおばちゃんだろう声が聞こえた。

「誰かいるのー?」

「い、いまーす!」

慌てて声を上げる。

それなりにデカい声を張り上げたつもりだったけれど、なぜか相手には届かなかったらしい。

「いないみたいだし…。閉めちゃっていいわよね」

誰もいないと思ったおばちゃんによって、無慈悲にも照明は消され外から扉の鍵をかけられてしまった。

「嘘でしょ!? おーーーーい!!」

大急ぎで扉まで駆け寄って大声で叫び、扉を力任せにドンドンと叩くけれど、扉が開かれることはなかった。

「今日の星座占い、おうし座二位とか絶対嘘じゃん…」

暗闇の中で絶望する。

仕事中は基本的にスマホは持ち歩かないので、今の私の持ち物は首から下げている社員証のみだ。

私に命令した部長が私が帰ってこないことに気づくのを待つしかなかった。

唯一の救いは、照明はアナログでスイッチが部屋の中にある点だけだ。

カチ、と音を立てて照明をつけた、その次の瞬間。

私は悲鳴を上げた。

「ぎゃああああああああああ!!」

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