育乳マッサージでイケメン店員に身も心も溶かされ、玩具でイキ狂う (ページ 5)

「お疲れ様でした。奈緒さん、頑張りましたね」

大知さんは手際よく道具を片付けると、温かいタオルで私の身体を丁寧に拭き取っていく。

慈しむようなその手つきに、私はまた、胸の奥がぎゅっとなるのを感じた。

「…私、あんなに声を出しちゃって。すみませんでした」

大知さんはふふっ、と短く笑った。

「あんなに可愛らしく鳴いて、素直に感じてくれて。施術した私まで、理性が危うくなるところでした」

さらりと告げられた言葉に、心臓が大きく跳ねる。

「奈緒さんは、もっともっと綺麗になれますよ。自信を持ってくださいね」

大知さんの瞳が、まっすぐ私を射抜く。
そこにあるのは、セラピストとしての熱意だけではない、もっと深い、一人の女性を見つめる男の体温だった。

平凡だと思っていた自分。

自信を失くしていた身体。

それを、この人は魔法のように『価値あるもの』へと変えてくれた。

(いけない…!好きになっちゃうじゃん…!)

身体の火照りは冷めても、心の火照りは収まるどころか、より一層強くなっていく。

「…また、会いにきてもいいですか?」

大知さんは驚いたように目を見開き、それから今日一番の、とびきり優しい笑顔を見せた。

「もちろんです!次も絶対に、僕を指名してくださいね」

「…はい!」

(期待しちゃだめだって、わかってるのに…!)

(ドキドキするのが止められない…!)

絶頂の余韻が覚めず、潤んだ私の目を、大知さんは愛しいものを見るように見つめてくる。

ふいに、大知さんは声を潜めて囁いた。

「奈緒さんにだけ教えますけれど…実は、裏メニューもあるんです」

(えっ!?)

「裏メニューって、何ですか?」

大知さんはどこか艶っぽい笑みを浮かべ、人差し指を唇に当てて、『秘密』のポーズを取った。

「それは、次にご来店したときに、お伝えしますね」

吐息が耳に触れるほどの距離で、彼はさらに声を低める。

「次は、もっと気持ちよくなりましょうね」

(そ、そんなの…!また予約するしかないじゃない…!)

*****

帰り道、夜風が火照った肌に心地よい。
さっきまであんなに重かった足取りは、今は嘘のように軽い。

鞄の奥に仕舞った、大知さんの名前が書かれた名刺。
指先でその紙の感触を確かめながら、私はもう、次の予約のことばかり考えていた。

-FIN-

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