姉が帰ってくる、その前に―ラスト5分でイけるのか、イけないのか― (ページ 4)
そして私と向き直ると、髪の毛を指ですいた。
「――ひよりちゃんのこと、気持ちよくさせたい。ちゃんと最後まで、したい」
そう言い切ると、ブラの紐を肩から下ろし、背中に手を回してホックを外してきた。
パサリと落ちるブラ。
白い肌が部屋の明かりに照らされている。
胸の谷間をそろそろと触る彼の指――。
「んんっ…典弘くん…早く…。お姉ちゃんが帰ってきちゃう…」
私が急かすと、彼は迷わず胸の先端に触れた。
乳首をつまり、こりこりと弄り始める。
私の敏感な場所は、もう、びっしょりだろう。
「ぁぁあ…いいっ…気持ちいい…」
しばらく乳首を責めたあと、胸に顔を埋める典弘くん。
生温かく、柔らかいものが胸をなぞる。
「あぁ――っ! ダメ、感じちゃう…」
そう言うと、彼はちらりと私を見てふふっと笑った。
「本当はダメ、じゃないんでしょ? もうさっきから感じてるんでしょ?」
私は唇をとんがらせた。
――彼は先ほどした意地悪の仕返しをしているのだ。
悔しくて、私は喘ぐのをやめた。
無表情を浮かべて平然を装う。
なのに彼は乳首を甘噛みしたり、舌先て転がしたり、どんどん気持ちよくさせてくる。
「典弘くんの意地悪っ…」
「俺は意外と意地悪なんだよ」
ふふっと笑い、彼の手が下腹部へ伸びてきた。
スラックスの上から下半身を撫で回され、身体の奥が更に熱くなっていく。
「あぁ…んっ…そこ、気持ちいい…」
背もたれに預けていた上半身はどんどんずり下がっていき、座っているのがきつくなってきた。
「ひよりちゃんのここ、あったかいね」
「もっと、触ってほしい…です…」
「どこを?」
「もうっ、ホントに意地悪…」
私が唇を尖らせると、典弘くんは優しい視線を向け、スラックスの中に手を差し込んできた。
「んん…」
ショーツの上から敏感な場所を触られ、思わず肩がピクリとなる。
「濡れてるね」
「だって、気持ちいいから」
「あいつはあんまり濡れないタイプだからな」
お姉ちゃんの話をされて、胸に痛みが走った。
お姉ちゃんより魅力的だと思われたい。
彼を満足させたい。
「お姉ちゃんのこと、今は忘れてください。私のことだけ、考えてください」
眉をひそめながら言うと、典弘くんは真剣な顔になって小さく頷いた。
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