親の都合で結婚した私。初めてなのに会ったばかりの人と初夜がんばります! (ページ 4)
「あの、なんで私だったんですか…」
ずっと不思議だった。
なんで私と結婚しようって思ったんだろう。どう考えても釣り合わないのに。
「ずっと萌子が好きだったからだけど」
「ずっと…?」
「子どもの頃、萌子の工場のすみっこでよく遊んでたの、覚えてないか?」
あ、小さい時にそういえば、近所の子達とよく遊んでて…。
「伊織お兄ちゃん?!」
「そうだよ。萌子に『初めまして』って言われたの割とショックだったからな!」
ムニムニと両手で私の頬を弄ぶ。
「俺は忘れられなかったよ。どうしても俺のものにしたかった」
そう言って、優しいキスをしてくれた。さっきはされるがままだったキスにも少し慣れて、舌を絡める。
さっきより上手になった。
まだちゃんと最後までできてないけど、きっとすぐできるようになるはず…って思えた。
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