モラハラ夫からの現実逃避で親友の夫と…イケナイとわかっていながらも優しさに揺れる夜

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モラハラ夫からの現実逃避で親友の夫と…イケナイとわかっていながらも優しさに揺れる夜 (ページ 1)

薄暗いキッチンで、カオリは食器を片付けながら耳を澄ましていた。夫がリビングで舌打ちする音が聞こえる。「また無駄遣いしてないだろうな」という問いかけに、カオリは息を呑んだ。

「必要なものだけ買いました」

小声で答える彼女に返事はなく、夫は寝室に消えた。その背中を見送りながら、カオリは静かに涙を拭った。心の中では「逃げ出したい」という思いが渦巻いていた。

*****

カオリにとっての唯一の救いは、親友の存在だった。ある日、親友である彼女から「夫の会社で派遣スタッフを募集しているから働いてみない?」と提案された。家から出る理由を欲していたカオリは、その話を受け入れる。

初出勤の日、彼女の夫ユウスケと初めて会った。

「初めまして、ユウスケです。困ったことがあれば何でも言ってください」

その柔らかな声と笑顔に、カオリは緊張が解けるのを感じた。家庭での抑圧とは正反対の、安心感に包まれる出会いだった。

*****

数か月後の会社の飲み会の帰り道、カオリとユウスケは同じタクシーに乗り込んだ。夜の街を見下ろす高台の駐車場で車を降り、二人は静かな夜風に包まれる。

「カオリさん、大丈夫ですか?最近少し疲れてるように見えるけど」

ユウスケの優しい問いかけに、カオリは思わず心の内を吐露してしまった。夫のモラハラ、日々の孤独…すべてを語り終えると、ユウスケはカオリの手をそっと握り締めた。

「そんなに辛い思いをしてたなんて。…無理しなくていいんですよ」

その瞬間、彼の手がカオリの頬に触れる。その暖かさに引き寄せられるように、彼女の唇は彼に触れた。唇が交わる音が静寂を裂き、カオリの中の抑圧された感情が爆発する。

「ん…」

カオリの吐息が夜の静寂に溶けると同時に、ユウスケの手が彼女の背中を滑り、腰へと降りていく。カオリはその温もりに目を閉じ、彼の動きに身を預けた。

ユウスケの唇は首筋をなぞりながら、さらに鎖骨のあたりへと降りていく。肌が触れるたびに、柔らかな「ちゅっ」という音が響き、カオリの体は反射的に震えた。彼の指先がそっと肩のラインを辿ると、薄い布越しに彼女の体温を感じ取るように動きを止めた。

「大丈夫…?」

囁く声が耳元で低く響く。その問いにカオリは、小さく首を振った。

「もう少し…」

彼女の言葉を聞いたユウスケの瞳がわずかに揺れる。次の瞬間、彼の手が肩に置かれた薄いストラップを静かに押し下げる。露わになった肌に唇が触れると、カオリは思わず肩をすくめたが、その反応すらも彼の手の中で優しく包み込まれる。

「君のすべてを、大事にしたい」

ユウスケの囁きとともに、二人の体はさらに密着していく。彼の腕が彼女の腰をしっかりと支え、互いの体温が重なり合う中、カオリはもう抗うことを忘れていた。

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