彼氏との初Hが不安な私を、イケメン幼馴染が「俺で練習しなよ」と押し倒してきて!?

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彼氏との初Hが不安な私を、イケメン幼馴染が「俺で練習しなよ」と押し倒してきて!? (ページ 1)

私、沙織二十七歳。恥ずかしながら彼氏=年齢の、どこに出しても恥ずかしくない喪女だ。

でもそれは過去の話。

私にも、春が来ました!!

相手はなんと、この前の異動で私の直属の上司になったイケメン係長!

仕事の相談をするうちに二人きりの食事に誘われるようになって…、先日はとうとうホテルに誘われちゃった。

その時は「心の準備が…」なんてもったいぶって逃げちゃったけど、これはもうお付き合いしてるってことでいいよね?

祝!初彼氏!

ひねくれずに自分磨きを続けてきてよかった!

でも問題が一つあって、それは私が処女だってこと…。

係長の前では見栄を張って経験豊富な女を演じてたから、話が違うとか、処女はめんどくさいとか思われるんじゃないかと超不安…。

そんな話を幼馴染の高馬の部屋で、缶チューハイを片手に喋っていた。

高馬とは幼稚園からの腐れ縁で、お互いに就職で上京した後も月イチくらいでこうやって会って部屋飲みしたりしている。

高馬は不器用だけど、サッカーの強豪校で三年間レギュラーに選ばれるほどサッカーがうまくて、顔もまあまあイケてる部類で、女子によくモテてた。

私も中学の頃、高馬に密かに思いを抱いている時期があった。でも今ではすっかり兄妹みたいな関係だ。

告ってフラれたら今こんなふうに気楽に飲む仲にはなれなかったと思うから、後悔はしてない。

「俺だったら嬉しいけどね。好きな人が処女だったら。めっちゃテンション上がるし、大事にしたいって思う」

「処女がかわいいのは若いうちだけでしょ…。私もうアラサーだし、上司だって『大人の女』の私を好きになってくれたんだと思うし」

「大人の女ねぇ…。沙織には縁遠い言葉だな」

「うるさいな。だから今困ってるんでしょうが」

「だったら練習すれば?」

「練習?」

細いリムのメガネの向こうから、高馬が至って真面目な表情でそう言った。

高馬はお酒を飲んでも陽気になることはなく、むしろ感情の振り幅が小さくなっていくタイプだ。

(高馬ってこんなに顔良かったっけ…)

無表情ともいえる高馬の顔をじとーっと眺めて、私はふわふわした脳内で考える。

「処女バレして『話が違う』って嫌われるのが怖いなら、本当に経験豊富になるしかないだろ」

「いや、確かにそうだけどさ…。練習ってどうすれば…」

「俺がいるじゃん」

ふと、目の前が暗くなった。

高馬に上から覆いかぶさられたからだ。

ぎゅ、と肩を抱きしめられる。

私の心臓がドキリと大きく跳ねた。

「え…、ちょ!?」

「沙織は意識してないかもしれないけど、俺も男だよ」

「知ってる!」

「嫌?」

「嫌とかじゃなくて…、え?」

高馬の頭が、私の顔のすぐそばにあって。

高馬の耳が私の頬に当たっている。

ちゅ、と無防備だった私の首筋に音を立ててキスが落とされた。

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