私を抱くのは一体誰!?初めての激しい愛撫に私の体は歓喜する…
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
私を抱くのは一体誰!?初めての激しい愛撫に私の体は歓喜する… (ページ 1)
「飲み物、ホットココアでよかった?」
ベッドを背中に、ラグの上に直接座った私の目の前に、白い湯気が立つマグカップが差し出される。
「うん」
「熱いからヤケドしないように気を付けて」
優しい声音でそう言って、拓海はベッドの上に腰かけた。
私の恋人は幼馴染だ。
人間としての付き合いは二十年を超えているけれど、物心ついた時からずっと、私のことをお姫様扱いしてくれる。
顔良し、性格良し、おまけに誰もが知っている大企業勤め。
誰に紹介しても羨ましがられることしかないパーフェクトな恋人だ。
…なんだけど。
「口の端、ついてるよ」
ココアを飲み終えた私の唇の端を、拓海の親指が優しく拭う。
私はちょっといたずらをしたい気分になって、その指を舌先で舐め、それからカプリと噛みついた。
「コラ」
拓海は笑いながら、逆の手で私の頭を撫でる。
その気持ちよさに目を閉じると、その隙にキスをされた。触れるだけの、優しいキス。
私のおなかの中に、ポッと熱い火が灯る。
私は拓海の首に腕を回して、もっと深いキスをねだろうとした。
その気落ちが強すぎたのか、勢いあまって拓海の体をベッドの上に押し倒す形になってしまう。
私はそのまま抱き合いたかった。
けれど拓海の反応は私の望むものじゃなかった。
エサに飛びつこうとする犬に「待て」するように、拓海は私の体を優しく押し返したのだ。
「シャワーしてくるから。待ってて」
そう言って、私の返事を待たずに部屋を出て行ってしまう。
一人残された拓海の部屋で、私は思わずため息をつく。
一般的に見ればパーフェクトに違いない恋人に不満を抱くのはこの時だ。
お姫様みたいに大事に大事に抱かれるのは気持ちがいい。
だけど時々は、もっと本能のままに、荒っぽく求められてみたいのだ。
多少の汗臭さも、大好きな拓海の匂いならむしろウェルカムなのに。
そのことは何度も拓海に伝えている。
伝えているのに、全然伝わっていない。
私はふてくされて、ドアの方に背中を向けてベッドに横たわった。
おなかの中に灯った火が消えずにむなしくくすぶり続けている。
たまらずに太ももを擦り合わせると、淡い電気みたいな快感が走って、私のナカがとろりと溶ける。
これでは、私だけが拓海を求めているみたいじゃないか。
*****
部屋のドアが開く音がしても、私は壁の方を向いたまま、ふて寝を決め込んでいた。
拓海も少しは困ればいい、そんな気持ちだった。
そんな私に、拓海は無言で近づいてきた。
ポタ、と私のこめかみの辺りに、ぬるい水滴が落ちる。
シャワーの後はいつも、ドライヤーできっちり髪を乾かしてくる拓海にしては珍しい。
薄目を開けて、その姿を確認しようとする。
すると急に、何か柔らかいもので目を塞がれた。
コメント (0)