私を抱くのは一体誰!?初めての激しい愛撫に私の体は歓喜する… (ページ 4)

「……拓海?」

黒い布で覆われていた視界は、少しの光がとても眩しく感じる。

目を細め、何度も瞬きを繰り返した先にいるのは、私の恋人である拓海で間違いなかった。

彼の兄なんかじゃない。

「どうして…」

私が言葉を失っていると、拓海はいつもの柔らかい表情を、困ったように歪ませた。

「あかりがこういうの好きかなって思って、兄貴の真似をしてみたんだけど…。駄目だった?」

ベッドの上でシュン、と背中を丸くする拓海は叱られた犬のようだった。

私は拓海のあまりの思い違いにびっくりすると同時に、笑ってしまった。

「あかり?」

「馬鹿なんだから」

そう言って私は身を起こして、拓海に抱き着き、そのまま押し倒した。

「大好きだよ、拓海」

*****

拓海のおちんちんが、私のナカの熱くなった場所を何度もつく。

私はその度に、喜びの声を上げた。

騎乗位で始まったセックスは、拓海の我慢が切れて、対面座位に変わった。

ウエストを強く掴まれて、激しめに上下に揺すられる。

途中で何度も胸に吸い付かれた。

さっきは別の人の愛撫かもしれないと思っていたそれは、確かに拓海の愛撫だったのだと知る。

私の体はいつもよりもずっと熱く、拓海を求めている。

いつもなら私を宥めるような優しい行為をする拓海が、今は私以上の熱で私を求めていた。

それがたまらなく嬉しく、気持ちがいい。

「ああっ…、あああん!」

拓海のおちんちんの先が、何度もイって敏感になった奥を突き、私は頭を振って悶えた。

拓海の頭を両腕で抱きしめ、その髪をめちゃくちゃに乱す。

「く…、イク」

低い呻きと共に、拓海の体が痙攣し、そして弛緩した。

*****

何度も求め合ったセックスが終わり、軽くうたた寝をして、気が付いたのは夜中だった。

いつもは拓海の手によってさっさと新しいものと交換されるシーツはまだそのままで、ほんのり湿気ていて気持ち悪い。

けれど私はセックスの後にずっと拓海といられて幸せだった。

「なんで?」

「…ん?」

「私が何度言っても変わってくれなかったのに。なんで急に?」

「んー…」

左腕に私の頭を乗せている拓海は、反対の腕で髪の毛をポリポリと掻いた。

その仕草も今までの拓海とは違う男っぽさが漂っていて、私はドキリとしてしまう。

「…俺、元々の性格は兄貴とあんまり変わんないというか。そっち系なんだよね」

「え?」

「あかりのことはお姫様みたいに大事にしたかったから、そうしてただけで。ずっと、激しく犯したいと思ってた」

意外過ぎる言葉に、私はぽかんとした。

バツが悪そうな拓海を前に、私の思考だけがぐるぐる回って、ようやくいろいろと腑に落ちる。

私は裸のままの腕を伸ばして、拓海に抱き着いた。

「私をお姫様みたいに扱ってくれる拓海も、今日みたいな拓海も、だーい好き!」

ありったけの気持ちを込めて囁くと、拓海の腕が私を強く抱きしめ返す。

そして私たちはもう一度愛し合った。

-FIN-

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