資料室にこもってたら突然の停電!密かに付き合ってる後輩くんが駆けつけ2人きりになり…

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資料室にこもってたら突然の停電!密かに付き合ってる後輩くんが駆けつけ2人きりになり… (ページ 1)

ゴロゴロゴロ…

「うわあ、雷鳴りだしちゃった…最悪」

今日は朝から雨が降っていて、どんどんひどくなってきていた。

「早く見つけてお昼休み行かなきゃ」

私は課長に頼まれて、資料室に行き1人で書類を探していた。

探すものが多くて、すでに1時間以上経ってしまっている。

ピカッドォーン!!

目の前が青白く光り、間を置かずに何かを引き裂くような大きな雷鳴がとどろいた。

地響きがして、オフィスは停電し目の前が暗闇に包まれた。

「きゃああっ!」

私は恐怖のあまり、その場にしゃがみこんで震えることしかできなかった。

やっぱり資料探しなんて断ればよかった…

ため息をつきながら途方に暮れていると、遠くからバタバタと足音が聞こえてきた。

「里奈さん!いますかっ!?」

勢いよくドアが開き、聞き覚えのある声が私の名前を呼んだ。

「…斗真くん?」

現れたのは後輩であり、密かに付き合っている斗真くんだった。

「里奈さん大丈夫ですか?」

彼はスマートフォンのライトで辺りを照らし、私の元へ駆けつけてきた。

「どうして…ここにいるってわかったの?」

「さっき外回りから戻ってきたんですけど、どこにも里奈さんいなかったから課長に聞きました」

よっぽど急いできてくれたのか、彼の呼吸は少し乱れていた。

「走ってきてくれたの…?」

「だって雷怖かったでしょ?もう大丈夫ですよ」

斗真くんは私の隣に座り、頭をポンポンしてくれた。

彼の大きい手は温かくて、私は安心したからか涙がこぼれてくる。

しばらくすると電気が復旧してパァーッと部屋が明るくなった。

「電気戻りましたね。…え、もしかして里奈さん泣いてる?」

「な、泣いてないし!じゃあ私ファイル探さなきゃだから。その、ありがとうね」

私は斗真くんに泣き顔を見られたくなくて、そそくさとその場を去ろうとした。

「まだ休憩行ってないんでしょ?俺も手伝いますよ」

彼は私の前に立ちふさがり通せんぼしてきたので、私はしぶしぶお願いすることにした。

*****

「…よし、これで全部見つかりましたね」

「うん、本当にありがとう!めちゃくちゃ助かった」

斗真くんが手伝ってくれたおかげで、あっという間に探し終えることができた。

「疲れたんでちょっと休憩しましょ」

彼はそう言いながらファイルを床に置いて、私の腕を引っ張り抱きしめた。

「ちょっと!ここ会社なんだけどっ」

「いいじゃないですか。付き合ってるんだし」

「そういう問題じゃ…んっ」

斗真くんは必死に離れようとする私を壁に追いやり、強引に口を塞いできた。

「頑張ったんで俺にご褒美ください」

彼の舌が強引に侵入してきて、私の口内を舐めまわしてくる。

「んあ…ふ…うぅ、んんっ」

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