人生初告白に浮かれていたら、イケメンの幼馴染が嫉妬して強引に迫ってきて!?

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人生初告白に浮かれていたら、イケメンの幼馴染が嫉妬して強引に迫ってきて!? (ページ 1)

「健太郎ー!!私、ついに告白されたあ!!」

「何いきなり。つーかノックくらいしろよ」

私は幼馴染である健太郎の部屋を勢いよく開け、先ほど自分に起きた出来事について興奮気味に話した。

彼はソファに座ったまま、少し迷惑そうな顔でこちらを見ていた。

「いいじゃん、いつものことなんだしっ」

「いつ、誰から」

「今日!飲み会の帰りにサークルの先輩からッ!!」

これまで中学、高校と好きな人はいても彼氏ができることはなかった。

生まれて初めて男性から告白されたことが嬉しくて、つい健太郎の元へ報告へ来たのだった。

「ふーん。よかったじゃん」

「何その反応の薄さ…もっとびっくりしてくれてもよくない?」

彼は私のテンションとは反比例して冷めたリアクションだった。

「そりゃまあ、健太郎は女の子から告白なんていっぱいされてるだろうけどさー」

健太郎は身長が高く、幼馴染の私から見てもかっこいい。その上スポーツ万能なので昔から女の子にモテモテだった。

何人かと付き合ってたみたいだったけど、すぐに別れているようだった。

「まあね、俺モテるし」

「うわあ腹立たしい~。すみませんね、浮かれちゃって」

もっと驚いたり、喜んでくれたりすると思ったのに。健太郎は私なんかに興味ないんだな…

彼の反応に冷静さを取り戻した私は、家に帰ろうとドアノブに手をかけた。

「おい待てよ。それ断るんだよな?」

「へっ?」

「いや、まさか付き合うつもり?」

「え~まだ返事はしてないけど…優しそうだし付き合ってみてもいいかな~って」

思ったことをそのまま口に出すと、健太郎の表情が一変した。

「は?ふざけんなよ」

「え、健太郎…?な、何で怒ってんの…!?」

「何でわからないんだよ…っ」

健太郎が立ち上がり、私の腕を強引に引っ張ってそのままベッドへ押し倒してきた。

「や、きゃあっ!?健太郎、何してんの…ッ」

「…うるさい」

健太郎は私の手を押さえつけて、半ば無理やり口を塞いだ。

「んんん…っ!?」

ファーストキスを奪われて、私は状況が理解できず混乱していた。

「ちょっと!本当になんなの!?ノリでこういうことしないでよ!」

「そんなんじゃねえよ!ずっと愛花のこと好きだったのに、何で気づかねえんだよ」

「っ!?…え、は…?う、うそでしょ…?」

「うそじゃない。ガキの頃からずっと好きだった」

健太郎からの思わぬ告白にますます私は困惑した。

私をずっと好きだった?健太郎が?

「愛花、好きだ…」

彼は私の首筋に舌を這わせながら、胸の方へと手を伸ばしてきた。

「ひゃっ!や、ああ、やだあ…っ」

反射的に漏れる甘い声に、私は自分が自分じゃないみたいで恥ずかしくなった。

「今さら他の男になんか渡せねえよ…!」

彼に服をグイっとまくし上げられて、私は怖くなり体が固まった。

「いやああ!お願い待って!わ、私、初めてなの…っ」

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