「…だからそんな事言わないで」スレ違い生活でセックスレスになっていた旦那と幸せお風呂エッチ (ページ 5)

「っふぅ!…っ!」

ガクガクと震え始める足にもはや体を支えるだけの力は残っておらず、目の前の壁に手をついて何とか耐える。

「…あれ?」

「っっ!?」

いっそう大きく私の体が跳ねたのは、徹の指先が私の中に入り込んできたから。

「流し忘れかな。すっごいヌルヌルしてる。」

「なっ!?そ、それは…!」

「それは?」

意地悪な顔で微笑むその顔が、自分だけ余裕そうで、そして色っぽくてカッコイイからムカつく。

恥ずかしさで泣きそうになり、フイッと顔を背けた。

「ごめんごめん。意地悪しすぎた。」

「も、もう徹なんてしらないっ!」

…どうやら、こんなにドキドキしているのは私だけのようだ。

逃げたいぐらい恥ずかしいのに、触れられるのがこんなにも嬉しい。

「ずっと我慢してたんだ。触れたかった。…だからそんな事言わないで。」

「!?」

思いもしない返事に、もう一度振り向くと一瞬で唇が塞がれた。

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