入浴済みの彼が乱入してきて!?与えられる全てに濡らされ溺れちゃう (ページ 10)

しばらくそのままの体勢でいた。

昌也さんの腕の力は緩まないし、私も離れたくなかった。

「中で、出しちゃったね」

「はい…」

「よかったの?」

「昌也さんが言い出したんでしょう」

「だって、恵が可愛いから」

昌也さんが笑う。

すると、大きな手が下におりて、下腹部をそっと撫でられた。

「この子とだったら、どっちが可愛いかな?」

「え?」

その意味を理解するのに数秒はかかった。

「え、あ…でもっ…」

「恵ってば驚きすぎ」

「だって…」

思わず俯けば、昌也さんが追いかけるように、首元に顔を埋めた。

「俺は欲しいのに、恵との赤ちゃん」

その言葉にどんな返事をしたらいいのかなんて、私は知らなかった。

「顔真っ赤」

「それは、昌也さんが…きゃっ!」

まだ私の中に入ったままだったモノが動いた感覚。

思わず声を出せば、「続き、ベットでしよう」と耳元で囁かれる。

わたしはまた、その言葉にこくりと頷くしかなかった。

-FIN-

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