ナンパから助けてくれた刺青のある危険な男に、甘く獣みたいに愛される (ページ 6)

「……力、抜け」
耳元で低く囁かれた声に、背筋がぞくりと震えた。
彼の腕が逃がさないように腰を抱え込む。
獲物を捕まえた肉食獣みたいな目で見下ろされ、心臓が嫌になるほど跳ねた。

「そんな震えて……いじめたくなる」
掠れた声が落ちる。
次の瞬間、ぐい、とさらに強く引き寄せられた。

「っ……」
圧倒的な力の差に息が詰まる。
大きな手が背中を撫でるたび、自分が簡単に壊されてしまいそうだ。

彼は堪えるみたいに喉を鳴らした。

「……ほんと無理。可愛すぎ」
低く笑った声は余裕なんてなくて。

理性を失う寸前の獣みたいに熱を孕んでいた。
抱き締められるたび、ベッドが軋む。

その生々しい音に、逃げ場なんてどこにもないのだと思い知らされる。
彼の指先が触れるたび、身体の奥が甘く痺れていく。

「そんな顔されたら、優しくできねぇよ」
耳元でそう囁かれ、心まで捕まったみたいに動けなくなった。

「……入れるぞ」
途端に、熱を持った硬い感触が入り口付近をゆっくり擦る。
ぴちゃ、と水音が響き、その生々しさに全身が熱くなった。

ぞくぞくと身体の奥が震える。
待ちきれないみたいに腰が勝手に揺れてしまい、水音がさらにいやらしく響いた。
「……んっ」

その瞬間――ぐっと力強く腰を引き寄せられる。
「あっ……!」
熱く硬い感触が、一気に身体の奥へ押し入ってきた。

あまりの圧迫感に息が止まる。
「……っ、ぁ……」
身体がびくりと震えた。
予想以上の存在感に涙が滲む。

思わず彼の肩へしがみつくと、逞しい腕がさらに強く抱き寄せてきた。

「大丈夫……ゆっくり慣らすから」
低く掠れた声。
彼は宥めるみたいに額へ唇を落とし、首筋へ、肩へと優しくキスを重ねる。

熱い吐息が肌を撫でるたび、強張っていた身体から少しずつ力が抜けていった。
「あ……ぅ……」

痛みと熱が混ざり合い、頭がぼんやりする。
彼の鼓動。煙草と香水の混ざった匂い。刺青の入った逞しい腕。

全部に包み込まれて、くらくらするほど酔わされていく。

「愛してる」
耳元で甘く囁かれる。
その瞬間、奥深くまで激しく突き上げられた。

「っ……!」
思わず身体が跳ねる。
けれど不思議と痛みはなく、押し寄せてきたのは痺れるような快感だった。

熱がじくじくと身体の奥で広がっていく。
もっと欲しい、と本能みたいに身体が求めてしまう。

「……気持ちいい……」
耐えきれず、甘く掠れた声が漏れた。

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