親が決めた結婚前夜、ずっと好きだった執事の彼に初めてを全部捧げます (ページ 7)

下から突き上げられるたびにぐちゅりと水音が響く。

レオはしがみつくアリスを抱え直しながら、揺らす腰の速度を少しずつ上げていく。

「中、すごい…馴染んで、絡みついてきてます」

対面座位で密着しながら繋がる多幸感で、快楽が何重にも増幅される。

深いところを何度も突かれ、さっき絶頂したばかりのアリスはすぐにまた限界が近づいた。

「あっ、そこ…すごいッ…すぐイっちゃう…っ!」

その言葉にレオは獣じみた笑みで返した。

「イってください。何回でも」

腕の力を強めアリスの身体を固定すると、下から突き上げる速度が一気に跳ね上がった。

ぱんぱんと肌のぶつかる音、ぐちゃぐちゃと掻き回される結合部の水音が混ざり合って耳からもアリスを犯す。

容赦ないピストンが奥の一点を正確に穿つ。

レオは額に汗を光らせながらアリスを見上げた。

「僕が全部受け止めますから——好きなだけ気持ちよくなってください」

ぐんと一際深く突き上げられた瞬間、中の締め付けが増す。

最奥を突き上げられ、甘い痺れが背中を走る。
アリスは背中を仰け反らせながら果てた。

「いく、いっちゃ、ぁあ、ぁぁぁん!」

アリスが達してもレオの動きは止まらず、しばらく絶頂から戻ることはできなかった。

達するたびに中がぎゅうぎゅうとレオを絞り上げ、その度にまた突かれて次の波が来る。
終わりのない快楽の連鎖だ。

「っ、すみ、ません…っ」

最後の一突きが深々と突き刺さったまま止まった。
びゅるびゅると脈打つように熱い精が最奥に注がれる。

レオが低く唸りながらアリスを強く抱きしめる。
二人は痙攣する身体を抱き合ったまま動けなかった。

レオは荒い呼吸のまま顎をアリスの肩に預けて、甘い声で囁く。

「…これで、あなたの初めては全部僕です」

窓の外では月が煌々と輝いていた。

中に放たれた精液が結合部から溢れ、シーツを汚す。

アリスは未だ繋がったままのレオの背中を愛しげに撫でた。

「うん、ありがとう。…すごく気持ちよかった」

ふふ、と笑う。

快感の余韻で体がふわふわする。

いつまでもこの夜が終わらなければいいのに、とアリスは窓の外の月に願う。

「このまま一緒に逃げますか?」

レオは月の影を落とした顔に、切なさと悲しさが入り混じった表情を浮かべながら言った。

アリスは返事の代わりに、もう一度レオを強く抱きしめた。

-FIN-

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