うるさい隣人に文句を言うはずが、朝一番の客と間違われ、超絶舌テクで連続絶頂 (ページ 5)
「…え?全部、俺の勘違いだった?」
「そうよっ!私は隣の部屋に住んでてっ!あなた達が毎晩うるさくするからっ!」
「…すみません。やっぱりうるさかったですか」
身支度を整えたあと…
事実を知ると、蒼は、拍子抜けするほど素直に謝った。
「俺、女の人からお金を貰って『抱く』ので食ってるんです。本心では辞めたいんだけど、口コミで広がっちゃって、客が途切れなくて…今のあなたも、てっきりそれだと…」
蒼の、どこか世間離れした話ぶりも、左腕全体を埋めるタトゥーも、その説明を聞いて、すとんと腑に落ちた。
蒼の、これだけの容姿と、あの指、あの舌テクニック…
蒼の魅力に取りつかれた女たちが、この部屋のインターホンを奪い合うように鳴らす光景が、容易に想像できてしまう。
現に私も、ついさっき玄関のドアに手をついて、壁越しに聞いていたあの女たちよりも、ずっと下品で、激しい喘ぎ声を…
(そういえば、蒼は『隣に聞こえちゃうから静かにして』って、言ってたのに…!)
(一番うるさくしてたのは、私じゃん!!)
「あー、なので、金はいいです。すみませんでした。それより小春さん、仕事は?」
「急いで連絡して、午前休みってことにしてもらったわよ!」
「それはよかったです」
「じゃあ…」と、あっさりと閉められたドアに、私は仕事鞄を思い切りぶつけた。
(ムカつく!なんて自分勝手な人なの!)
*****
そして後日。
私の郵便受けに、蒼の仕事用の名刺と、手書きのメッセージが入っていた。
『この前はやりすぎてすみません。午後は大丈夫でしたか?』
その無神経なメッセージにぶち切れた私は、蒼に文句を言うべく、再び、隣室のインターホンを押したのだった。
太田ひろゆき 2026年4月21日
映像もいいですが、細かいやりとりを読んでると、想像が膨れ上がります。いいですね(≧∇≦)