隣の部屋のオタクくん、実はとてもテクニシャンで…♡甘くとろけた初めての夜
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隣の部屋のオタクくん、実はとてもテクニシャンで…♡甘くとろけた初めての夜 (ページ 1)
「拓人くんお疲れー!今帰り?」
「あっ…寧々さん…お疲れ様…です」
同じアパートの隣に住む拓人とは、私が痴漢に絡まれているのを助けてもらった時に出会った。
私たちはタイプが真逆で、恋愛に発展するとかは今のところない。
でもたまに時間が合うと、ごはんを食べに行くくらいには仲が良かった。
私は拓人の知識豊富な話が好きだったし、酔うと饒舌になるところも結構かわいいと思っていた。
拓人は派手な見た目の私に対して、どんな感情をもっているのかはわからないけど。
「あの…寧々さん…明日はお休みですか?」
「うん休みー!拓人くんは?」
「ボクも休みなんです…それで…もしよかったら…」
拓人の上司がお歳暮でもらった、良いワインをわけてくれたらしい。
プログラマをしている拓人は、小さなベンチャー企業に勤めていて、社内全員が仲良しだと前に教えてくれた。
「ワイン!?いいねー!じゃあシャワー浴びたら拓人くんの部屋に行くね!」
「はい。部屋片付けて待ってます」
我ながら無防備なのかもしれないけど。
拓人とはもう1年くらい友達をしていて、無理やり襲ってくるような人ではないと知っている。
それに私としては…ちょっとだけ気になる存在でもあった。
でも奥手そうな拓人に恋愛感情を見せたら、友達でいられなくなる気がして…。
結局何も進展させられないまま、今に至っている。
*****
シャワーを浴びたのに、また念入りにメイクをしてなんとかナチュラルに見えるように仕上げた。
アパレル店員をしている私は見た目が派手だし、本来なら拓人のようなタイプからは、苦手に思われる存在かもしれない。
でも拓人は事件のあと、変わらず私に接してくれた。
(拓人くん…磨けば光ると思うんだよな…)
今は服に無頓着そうだけれど、背はそれなりに高いし顔も整っている。
髪型とメガネで垢抜けず見えるだけで、少し変えたらすごくイケメンになると私は確信していた。
ちなみに拓人の部屋に入れてくれたことはないので、これが初めての部屋飲みになる。
あまり気合いの入りすぎない、もこもこしたルームワンピを着て拓人の部屋を訪ねることにした。
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