カラオケルームにて、年下男子に抱かれる夜。――マイクが入ってるのに、声が我慢できなくて… (ページ 5)
「なーんて嘘です、すみません。須藤先輩が声おさえようとしてる姿すごくいいんで、もっとよく聞かせてください」
彼はマイクを私の口に向けたまま、クリトリスを摘んだ。
「んぁっ! やっ、あぁ――っ!」
私の喘ぎが、部屋に反響した。
「ねぇ、店員さん来ちゃうからぁ…! んっ、んんぁ…!」
声なんて、もうおさえられなかった。
「確かに、これだけ声が大きいとバレちゃいますね。――じゃあ、こうしましょうか」
中谷くんは、私の口を手で塞いだ。
冷たかった手のひらは、熱があるのかと思うくらい熱くなっている。
私は中谷くんに口を塞がれたまま、涙を浮かべながら声を上げた。
「ん、んっ、んっ…」
これ以上、感じてはいけない。
私は声をおさえられなくなってしまう。
それなのに、秘部の奥にぬぷっ…と侵入してくる指の感触が、私をどうしようもなくさせる。
「んぁっ、はぁっ、んんんっ――!」
指を出し入れされ、くちゃくちゃという淫らな音が小さく鳴り始めた。
「中谷くん、イっちゃう…! イっちゃうよぉ…」
我慢できず、私は口を開いた。
唾液が漏れ、彼の手のひらが濡れる。
我慢できないくらい、快感の波は高まっていた。
「――待って」
突如彼は腟内から指を抜き、再び端末を操作し始めた。
ピッ。
曲を入れた音がした。
流れた曲は、もの悲しい失恋の曲だった。
中谷くんは何事もなかったかのようにまた私の秘部の奥を犯し始める。
出し入れする指の動きが徐々に速まっていき、私は腰を浮かせた。
「イく、イくっ…!ぁ、ぁあっ――!」
快感が泡のように弾け、子宮の奥がびくびくと痙攣する。
身体から一気に力が抜け、私は目の縁から涙を流しながら、カラオケの画面に目をやった。
『好きだったよ あなたのことが本当に』
バイオリンの音と共に流れる歌詞。
「…僕、明日でバイトやめるんです。だから、須藤先輩に覚えていてほしかったんです。僕のことを」
中谷くんは俯き、マイクを自身の口元に持っていった。
「須藤先輩のこと、好きでした」
カラオケルームに流れる曲は段々小さくなっていき、静寂が訪れる。
流していた涙が耳の奥に入り込み、私は肩を少しだけ震わせた。
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