間違って隣に届いてしまった宅配物…隣人の私を見る目は卑猥なものへと変化した (ページ 2)

「俺の確認ミスでごめんなさい!中身を見てしまって…」

恐る恐る箱の中を覗きこむと、20センチ程のピンク色の機械が見える。
あぁ…やっぱり…。
そう思うと同時に、私はその場にへたりこんでしまった。

「変な物を見せてしまってごめんなさい…」

「いやいや、そもそも箱を開けてしまった俺が悪いですから!」

箱の中身は、どう見ても大人のおもちゃ。
電マだ。
マッサージ用なんです!と苦しい言い訳をしようかとも思ったが、一緒に入っていた広告が明らかにエロいもので、言い逃れはできない…と思った。

「志保さんはこういうもの好きなんですか?あっ…いや、すみません!何言ってんだ俺…」

あたふたとしながら質問をする樹さんに、私は思わず笑う。
この空気を和らげようとした、彼なりの気遣いなのだろう。
見られてしまったものは仕方がないと、私も開き直ってその質問に答えることにした。

「好き…というか…今、彼氏もいませんし、なんとなく興味本位のような…。自分の身は自分で癒す的な~…」

「そうですか(笑)いや、俺も彼女いなくて寂しいから、ちょっと気持ちわかります」

あははと苦笑いで話す私達。
しかし、樹さんの表情は次第に真剣になり、私の顔をじっと見つめた。

「どっ、どうしました…?」

「志保さんがよければ、俺がその道具使ってもいいですか?」

「えっ!?えぇぇ!?どういう意味で…?」

「俺が志保さんに、この道具を使いたいということです」

「えぇっ…!?でもっ…」

「やっぱり嫌ですよね!すみません!俺、実は前から志保さんのこと気になっていたから、つい変なこと口走っちゃいました…(笑)」

気まずそうに笑う樹さんに、私の胸は高鳴る。

(私のこと気になってたの?樹さんが??)

信じられないという思いと、嬉しいような気持ちが交錯する。
私自身も樹さんのことが気になっていたことから、思わず「いいですよ」と呟いた。

「えっ!?いいんですか!?」

「実は私も…樹さんのこと気になっていて…。でも、私に興味なんてないだろうと思ってたからびっくりしちゃって…」

「なんだ…志保さんも同じ気持ちでいてくれたんですね。それじゃあ話は早いです」

樹さんは私にそっと近づくと、軽く唇を押し当てる。
唇から樹さんの温かい体温を感じ、ドキドキしながら軽く口を開けて目を閉じた。

お互いの舌先を、少し触れさせながらするキスは、次第にディープなものへと変化する。
玄関先でくちゅっという音をたてながら、キスをする私達。
先程まで、ただの隣人だったのに…。

「俺、もう我慢できないです」

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