風俗嬢を癒したいという不思議なお客様に何度もイカされ続けてしまって… (ページ 5)

「羽那ちゃんのこと、癒せたかな?」

2人で冷たいお茶を飲みながら、ソファに腰かける。

「正直…完敗です。私、プロ失格ですね…」
「何言ってるの!僕が『たくさんイかせたい』って言った要望に答えてくれたんだろう?」

そんな風に言われたことも、思われたこともなかった。

「沢村さんって、不思議な方ですね」
「そう?遊び過ぎて新しい遊びしてるだけかもよ?」

(それでも、沢村さんと過ごす時間…私は幸せでした)

なんとなくそれは口にしたらいけない気がして、私は曖昧に微笑む。

「さぁそろそろ時間だね。最初から羽那ちゃん疲れさせちゃったかな?」

豪快に笑う沢村さんを見て、またいつか来てくださるといいな…と思った。

鳴り響くタイマーを止めて、沢村さんを送り出す。

今日は少しだけ、いい日になるかもしれない。

-FIN-

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