「私、イクってよくわかんない…」その言葉が彼の心に火をつけた
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「私、イクってよくわかんない…」その言葉が彼の心に火をつけた (ページ 1)
とある休日。
私は彼氏の楓とスマホを見ながら、ゆったりとした休みを過ごしていた。
ふと、楓のスマホに視線を向けると、たまたまエロい広告が流れていた。
「こういう広告って、たまにイクー!とか言って、凄い感じてる女の子が映ってたりするよね」
ははっと笑いながら、楓はすいすいっとその広告を飛ばして、スマホの画面を変化させる。
「あっごめん。勝手に見ちゃって…。隣にいるから、つい目に入って…」
「全然いいよ。見られてやましいこともないし」
楓は穏やかに笑いながら、私の頭を優しくぽんぽんと撫でた。
実のところ、先程のエロ広告が流れていた時、楓がエロいものを見ているんじゃないかとそわそわしてしまった。
一瞬でも、疑ってしまった自分が恥ずかしい。
私の隣にいて、楓がそういうものを見るわけがないのに。
私は疑ってしまったことにより少し焦ってしまい、先程流れた広告のことについて再び触れた。
「でも、私ちゃんと”イク”っていうのが、わかってないかもなぁ…」
「え?」
私の言葉に、楓の顔つきは変わり、眉をひそめる。
私は自分の発言に”しまった”と後悔しながら、慌てて訂正をした。
「あっ違うよ!楓との…エッチは気持ちいいよ!?じゃなくて、なんていうんだろう…私の身体の問題的な?めちゃくちゃ気持ちいいけどイクのがいまいちわかんないというか…こういうのって誰にも教えてもらわないし、比べようもないじゃん??」
慌てた私は、ペラペラと言い訳のように話し、自分でも何を言っているんだと思いながら顔を赤らめて俯いた。
でも、楓とのセックスが気持ちいいのは本当。
なんなら、触られるだけで嬉しいし、間違いなく気持ちよくて毎回濡れていた。
でも…それがイクという表現になるのか…イマイチわからない。
やってしまったー!と思いながら、目をぎゅっと瞑って俯いていると、「分かった」と楓が呟く。
「今度の休みも家で過ごそう?美雅と俺の休み、次も被ってるだろ?」
「うっ…うん」
すると、楓は何やらスマホで検索をしながら別室へと向かった。
怒らせてしまったかな…イッたことないなんて言われたら、良い気持ちはしないよね…。
私はそう反省しながら、次の休日を、また楓と仲良く過ごせることを願った。
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