看病してくれていた彼に甘く誘導され、強い快感を与えられて痛感する幸せの切なさ (ページ 6)

果てたばかりのそこはまだ敏感なのに、また中をかき回すから余計に過敏に反応してしまう。

『だめっ…今…あぁッ!!』

先ほどよりも快感が強すぎて、何かが押し寄せてくると思った時には既に遅く、真っ白な状態に再び陥った所でゆっくりと指が抜かれた。

「すごい、たくさん出たね」

言いながら目の前に出された彼の手は、水の中に入れたかのように、濡れていた。

あたしは恥ずかしすぎて涙が出そうになる。

そんなあたしの頭を優しく撫でると、耳元で「イク時の顔かわいい」と小さく囁いた。

そのまま足を開かれると、既に大きくなった彼のそれが入口の辺りを何度か押しあて、一気に突きあげられる。

『あぁん!』

眉間に皺を寄せながら表情を歪ませてる彼の顔が視界に入ると、愛おしくて、切なくて、気付けば自ら唇を重ねていた。

甘く味わうように繰り返されるキスは同時に快感をも呼び寄せて、何度も突き動かされる動きに合わせて襲ってくる。

あたしの背中に両手を差し入れて、強く強く抱き締めるから、どっちの体温かわからない程熱くて。

『あぁっ、好き…好き…だいすき』

「はぁ…俺も、大好き」

『一緒に…一緒にイこ』

「ん…くっ…」

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