「綺麗に飾り付けてやるよ」フリルのレースで縛られ翻弄される放課後の家庭科室 (ページ 10)

くりっくりっ

ちゅくっちゅくっちゅくっ…

「んぁー、イク、いっちゃうっ!」

「いいぞ、イケよ、リンコ」

果てた私の両手のレースを外しながら吉村先生は、

「最初から素直に先生の言う事は聞け」

と笑いながら言った。

「…で、『最後まで』終わってないけど、まだ居残りするか?」

「…はい、先生…」

私は作りかけのハンカチを余所目に、今度こそ素直に頷いた。

-FIN-

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