セクハラ患者から助けてくれた外科医にお礼をしにいったら…当直室で結ばれる恋 (ページ 10)

「あのっ、昌也さん」

「ん?」

「下着、濡れちゃうから、その…」

先生が「分かってる」と言って体を起こした。

触れ合っていた体温が離れてしまうと少し寂しい。

「恵は俺に早くエッチなところを見てもらいたいんだよね」

「そ、そんなんじゃありません!!」

ショーツのウエスト部分に手をかけながら言われたことに、思わず声を大きくしてしまった。

でも先生はおかしそうに笑うだけ。

なんだか悔しい…でもそんな気持ちは、直後に脚を大きく開かれたことで、全て吹き飛んでしまった。

「ひゃあっ!」

咄嗟に手を伸ばして隠そうとする。

すると先生の大きな手が、私の手をきゅっと握った。

「大丈夫だよ」と言うように。

「あっ…やあん…」

「もっと声、聞かせて」

「だめっ、そんな、しちゃ…」

片方の手は握ったまま、もう片方の手と舌で、音を立てるように愛撫される。

視線を下に移せば、恥丘から顔を覗かせる先生と目が合った。

その視線から逃れられない。

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