「お礼だったら今欲しいな…」先輩に両手をネクタイで縛られオフィスに響く喘ぎ声 (ページ 8)

「中山…。」

先輩が優しく涙を拭ってくれる。

「俺の前以外で泣くの、禁止な。」

「え……?」

「俺がずっとそばにいるから。」

「……それってどういう意味ですか…?」

そんなことを言われたら期待してしまう…。

先輩の本心が知りたくてジッと見つめた。

「どういうって…。そのままだよ。」

「………期待しちゃいますよ…?」

そう言うと先輩は返事の代わりにニッコリ笑った。

そして私の耳元で囁く。

「お前のこと何年も見てきたんだから、覚悟しろよ。」

そのまま続きを始めた先輩に私は堕ちていったーーー。

-FIN-

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