後部座席に押し込まれストッキングを破かれて…嫉妬で理性を崩した彼に車内で襲われる (ページ 5)

「あぁっ・・・や・・めて」

「本当にそう思ってるんですか?ここ・・・もうこんなにシミになってるのに」

「ひゃぁ・・っん・・・ッ」

斎藤くんの骨張った指が数回割れ目を行き来しただけで、私の身体は正直に跳ねた。

「そうだ・・・せっかくだからアレ使っていいっすか?」

そう言ってコンソールボックスから怪しげな箱を取り出した斎藤くんは私を見てニヤリと笑うと、それを開けて中から出した物を私の目の前に垂れ下げた。

「きゃっ・・・」

小さな楕円形の物体に思わず目を背けたくなる。

「コレ、わかります?結婚式の二次会の景品なんですけどふざけてますよね?捨てるに捨てれなくて車に放置したままだったんすよ・・・」

もうそれが何かはわかっていた。

でも実際に見るのは初めてだった。

顔を逸らしたいはずなのに、私はその卑猥な道具から目が離せない。

「それをどう・・・するの?・・っは・・ぁっ」

耳元でスイッチを入れられると鈍い機械音がして、ピンク色のローターはブルブルと振動しながら私の頬を掠めて唇を一周するようにあてがわれた。

不安と期待と・・・奥が疼くのと・・・

羞恥と快感の狭間で全身に熱が灯り、それが首筋から胸のラインを通過する頃には自然と腰が浮くように動いた。

「エロい格好で縛られて、こんな玩具で感じるなんて・・・」

自分でも信じられない。

規則正しく震えるローターが徐々に下へと這うにつれ、身体がビクビクと反応して甘い声が漏れる。

それを見て苦く笑う斎藤くんは私に顔を近付けて、唇に触れるか触れないかの位置で囁く・・・

“コレにも嫉妬する”って。

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