ずっと好きだった隣のお兄さんと再会。雨に濡れた私は… (ページ 4)

浴槽を背に床に座りこむような体勢の中、キスに没頭する。

ペチャペチャという音だけが鮮明に響き渡っていた。

「由貴…体冷えたろ?」

突然ふわりと体を持ち上げられ、浴室の中に体を沈められる。

そして、おもむろに服を脱ぎだす真兄。

「一緒入ろうか」

そのたくましい筋肉に見とれながら、ドキドキと胸が高なっていた。

全てが脱ぎ終わると、浴槽で抱き合うあたしたち。

ずっと恋をしてきた真兄がこんなに近くにいることが何だか信じられない。

「由貴、可愛い」

乳首を甘噛みしながら真兄が言う。

のぼせそう…

「脚少し開ける?」

そう言ってあたしの中を弄ってくる。

「あっ…あっ…」

「指2本でもいけるかな?」

意外にドSなんだから。

その指の動きに耐えられなくなって、思わず真兄にしがみついた。

「やぁ…だめ…っ」

「ダメ?やめようか?」

意地悪く笑う真兄が憎い。

「だめ…じゃない…」

そう言うと、濡れて顔に張り付いたあたしの髪を払ってキスを落とした。

「少し体あったまってきた?」

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