好きな同僚へバレンタインを渡したら思わぬ展開に!?彼と想いが繋がる甘い夜
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
好きな同僚へバレンタインを渡したら思わぬ展開に!?彼と想いが繋がる甘い夜 (ページ 1)
「夜ご飯付き合ってくれてありがとね」
「いえいえ。俺もここのイタリアン食べたいと思ってたからちょうどよかったよ」
同僚の山野くんをディナーに誘ってOKをもらったのが3日前のこと。会社を定時であがって、そのまま2人でずっと来たかったイタリアンのお店へと足を運んだのがさっきのこと。
「ん!このカルボナーラおいしい」
「雰囲気もいいし、やっぱあたりだね」
「うん!このワインもおいしいよ」
美味しい料理に舌鼓を打ちながら、楽しく会話する。
「デザートまで美味しかった!また来ようよ」
「絶対行く。誘えよ~」
そんな風に談笑しながら、支払いを済ませて店を後にする。
「葛城、歩きだっけ?」
「うん。私あっち。山野くんは?」
「俺もあっちだ」
「あ、そうなの?じゃあ行こっか」
冬の夜の寒さを感じながら、2人並んで歩く。吐く息が白いよなんて笑いながら。なんか学生時代に戻ったみたい。
「そうだ、これ。バレンタイン」
「え?そっか今日じゃん。ありがとう」
山野くんはスムーズに私がカバンから取り出したチョコを受け取ってくれた。何を隠そう今日彼をディナーに誘ったのは、はなからチョコを渡すため。
「あんなおいしいイタリアン食べた後だと味気ないかもしれないけど」
「気持ちだけでうれしいよ。それにチョコなんて全部うまいっしょ!」
ケラケラと笑う彼の横顔を見て、あぁやっぱりこの人のことが好きなんだなって思う。
「俺のために用意してくれたの?」
「え?いや、会社の同僚にもあげたし、それのついでっていうか?」
「ほんとに?」
「ほんとだよ」
「ふぅーん」
チョコの箱を見つめながら彼がそう言う。
「本命だったら嬉しかったのにな」
「…へ?」
「なんて言ったらどうする」
「なに、その冗談」
「…冗談じゃないよ」
急に彼の表情が真剣なものになる。
「葛城さえよかったら、俺んちくる?」
その提案に私は頷いていた。
コメント (0)