頼りないはずの同僚が豹変する瞬間。普段の姿からは考えられないセックスに… (ページ 2)
「麻衣、大丈夫?飲みすぎてない?」
「大丈夫大丈夫!私強いから!薫こそ大丈夫?」
「俺はちょっと酔ったかも…」
「あはは!薫、お酒にも弱いんだ!」
「”にも”ってなんだよ!」
「ははっ…じゃあそこのホテルにでも行って休む?」
私が目の前にうっすら見えるラブホテルの光を指さすと、薫はかぁっと顔を赤くする。
お酒の力も相まってか、そんな薫を少し可愛いと思ってしまった。
「麻衣がよければ…」
「えっ、行くの?」
「麻衣が言ったんじゃん!」
まぁ…付き合うかどうかの判断基準って、ぶっちゃけHの相性も大事だよな…なんて考えてしまった私は、薫の手を取ると「じゃあ、行こう」と声をかけ、チカチカと光る灯りの方へ向かって歩いた。
部屋に入ると、とりあえずお互いシャワーで汗を流し、ベッドへと腰かける。
顔を真っ赤にして伏せている薫は、恥ずかしさからか私の方を見ることも無い。
「薫、なんか飲む?お水とか一旦飲んどく?」
「あっ…うん、ありがとう」
借りてきた猫よりも大人しくなっている様子の薫を見て、私の口からは小さなため息が零れ出る。
『こりゃ…何も進展はないな。明日になったら改めて断ろう』
私は冷蔵庫から、備え付けのお水を二つ取ると、一つを薫へと手渡した。
「はい薫、お水…っ、うわっ!」
突然、どさっと身体に柔らかい衝撃が走る。
そして、目の前には四つん這いで私を覆うように薫の身体が重なった。
「ちょっ…いきなりどうしたの?」
ベッドに押し倒された身体を起こそうとするが、押さえつけられて身動きが取れない。
それどころか、薫の顔が私の首元に近づき、ちゅうっと優しく吸いついてくる。
「ひゃっ…」
生暖かい舌の感触が首を這いまわり、ぞくぞくとした快感が襲う。
少しばかりちくっと感じた時、私の肌には微かなキスマークがついた。
「麻衣…俺の事振ろうと思ってるでしょ?」
「へっ?」
「俺、頼りないもんね。ごめん…でも…最後でいいから、このホテルの中でくらいは男らしくさせてくれないかな?」
「えっ…それってどういう意味…っん!」
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