潮風が混ざる肌と肌、熱く焼けた砂を肌で感じた海の家での淫らな夜 (ページ 2)
暗くなりかけた海の家の裏倉庫。
彼は、私を木の壁に押しつけるようにして、ゆっくりとシャツの裾をたくしあげた。
「真夏…きれいだな」
彼の目が、私の汗ばんだ胸元を見つめる。
布越しに、硬く尖った突起が、彼の手のひらに押し当たられるのがわかった。
「ん…や、そこ…」
甘い吐息が、喉から零れる。
くちゅ、ちゅ…と音を立てて、彼は私の肌に舌を這わせる。
乳首の上を何度もゆっくりなぞられ、そのたび、腰がぴくんと揺れた。
指が、ショートパンツのなかに忍びこむ。
湿った布地をなぞりながら、密部の形を指先で確かめられているようで、羞恥と興奮が同時にこみあげた。
「やだ、恥ずかしいよ…っ」
「大丈夫、俺しか見てないから」
囁きが甘くて、心が震えた。
布の上から、敏感な部分をゆっくり擦られると、くちゅ…と粘るような音が立ち始めた。
「うそ…こんなに…」
自分の身体が、彼にすっかり支配されていく。
彼の指が、下着の隙間から直接、あたたかい蜜をすくいあげたとき、私は、喉の奥から短い声を洩らした。
「あっ…だめ、いっちゃう…っ」
きゅう…と奥がうずき、下腹部が波打つように痙攣する。
そのまま、彼の胸に顔をうずめた。
*****
その後、海辺の砂のうえに寝転んだ。
星がちらほら瞬き始めていて、潮風が肌を撫でる。
彼が私の手を握ったまま、言った。
「夏が終わったら、帰っちゃうの?」
「…うん。秋からは、大学が忙しくなるし」
「そっか」
そう呟いた彼は、私の額に唇を落とした。
その熱が、夜風のなかでも消えず、私はそのまま目を閉じた。
一夏だけの夢だと、わかっていた。
でも、確かにその夜、私の身体と心には、忘れられない熱が残った。
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