偶然再会した同級生に気が付かずワンナイト・夜の蜜の味 (ページ 2)
ーー総司さんの家。
彼は私の濡れた服を脱がせてると、ベッドに押し倒した。服を脱ぎ捨て、覆いかぶさるように私の唇を奪う。
「ふあ……ふ……んん」
キスが甘く感じる。脳がとろけるようだ。
「総司…」
総司。それがさっき知った彼の名前。今はそれだけで十分だった。もう一度キスをせがむと、舌が差し込まれて、激しく咥内を蹂躙される。歯列をなぞられるだけで、腰がびくっとしてしまう。
「有里…キスだけで感じてるの?可愛い。」
「だって…総司さんうまいんですもん…」
「さっきみたいに呼び捨てにして?」
総司。そう呼ぼうとした瞬間には口はキスでふさがれていた。器用にブラのホックを外すと、胸の頂きを指で弄び、揉みしだく。その手つきに翻弄されてしまう。
「あ…!ひあ…!」
左の胸に吸い付かれて、右は頂をはじかれる。ああ、だめ、そんな風にされたらあられもない声しか出ない。
総司さんの手が下腹部を這う。その手つきが、あまりにも甘ったるく、優しかった。布越しに秘列をなぞられて、びくりと反応してしまう。
「もうここにこんなに濡らして…いやらしいね」
「そんなふうに言わないで…!」
「恥ずかしがってる有理も可愛い」
下着が取り払われる。足を開かせられて、大事な部分をじっくり、ねっとり、見られてしまう。
「……これだけ濡れてれば十分かな」
「え…?……ひああああ?!」
突然差し込まれた肉棒に、私は絶頂をむかえてしまう。性急な行動に目をぱちくりさせていると、総司さんが獣のような瞳で私を覗き込んだ。両手で、私の頬を包み込む。
「――この時とずっと待ってたよ、有理。」
「え……?」
「覚えてない?まあ無理もないけど……僕、同級生だったんだけどな」
「え、まさか……あの時の?!」
いや、ちょっと待って。確かに総司という名前の同級生はいたけど、印象があまりにも違う。正直別人レベルだ。確か、告白されて、はぐらかしてーー
「あの時から気持ちは変わってないよ。――ずっと抱きたかった」
*****
「ひああ…!あああ…!」
もう何度目の絶頂だろう。分からない。突然の再会にあっけにとられていたら、そのままなだれ込むかのように行為は再開されて、私は快楽の渦に落とされた。
ぐちゅぐちゅと接合部が音をたてて、耳まで犯されているみたいで、空気すら甘ったるく感じる。
肩で息をしていると、彼と目が合った。その情熱的な瞳に、この行為中、私は何度も射抜かれている。ちょっと強引なところさえ、魅力に感じてしまう。仕事して帰って寝てまた出勤しての生活の中で、心まで乾いて、愛に飢えていたのかもしれない。そこにこんな蜜を与えられたら、もう魅了されるに決まってるじゃないか。
夜は、まだ終わらない。
この行為が終わって目覚めたら、彼がいなくなっていたらどうしようとさえ思いながら、私は再び快楽の渦に落ちるのだ。
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