罰ゲームで告白したらOKされてしまったので仕方なくデートした

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罰ゲームで告白したらOKされてしまったので仕方なくデートした (ページ 1)

「好きです…付き合ってください」

根暗で陰キャな涼真に告白したのは罰ゲームだ。私が涼真なんて好きになる訳ない。罰ゲームだって、すぐにバレるはずって思った。

だって私はそこそこ可愛いし、モテる。涼真は前髪で半分顔が隠れてて、全然しゃべんなくて。真に受けるはずないって思った。絶対嘘だと気付いて断ってくる。それなのに…

「俺なんかでよければ…」

なんでわからないかなぁ…。
OKされたら1ヶ月付き合うルールだ。最悪。

「あ、じゃあさ次の日曜日、映画行こう…デート、しよう」

「え、あ…うん!もちろん!」

えーやだよう。
めんどくさいなぁ。
まぁ、映画ならいっか。観てるだけだし。

*****

で、日曜日。

「チケット買っといたから」

「あ、ありがとう…」

涼真、見る映画勝手に決めちゃったんだ。私の意見聞いてくれないんだ…むかつく。

「ほら、これ前に美鈴ちゃんが観たいって友達と話してたやつ…」

「え、なんで知ってるの?!そう、これ気になってた!ホラー好きなのっ!」

「いつも、美鈴ちゃんの事、見てたから…」

え、そうなん?
ちょっとキモいけど、観たかった映画見れるのは素直に嬉しい。

映画はめちゃくちゃ怖いやつ。ドキドキゾクゾクしてたまんないんだよねぇ。怖いけど、そのスリルが好き。

思ってた通り最高に怖い。

何となく隣の涼真を見てみた。下向いて耳塞いでガタガタ震えてた。

あ、もしかしてホラー苦手なのかな…

「涼真、大丈夫?」

「あっ…美鈴ちゃん、近い…」

映画館だし小声で耳元でしゃべったら、暗くてもわかるくらいに顔が真っ赤になった。
怖いのか震えてるし、ちょっと可哀想。

「ホラー苦手だったんだ?」

「だ、大丈夫…美鈴ちゃんが観たいやつ、僕も観たかったから…っ、平気」

「無理しちゃって…ほら、手繋いでてあげる」

「えっ…いいの?」

そんなに怖がってたら、申し訳なくなっちゃうじゃん。手くらい繋いであげるよ。

涼真の手、わりとキレイじゃん。
指も細くて長くて。

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