上京先のアパートで、隣人に知られた私の秘密。強引に責められて、感じるカラダ。 (ページ 2)

心臓が跳ねる。

時計を見ると、夜の11時を過ぎていた。

こんな時間に誰が…?

乱れた服を慌てて直し、恐る恐るドアののぞき穴を覗くと、そこには…後藤さんが立っていた。

このアパートは古いからインターホンの画面なんてない。

だから私は不審に思いつつも、玄関のドアを開けるしかなかった。

「…あの、どうかしましたか?」

私が聞くと、後藤さんは薄く笑っていた。

面白いものを見つけたみたいな表情だ。

「このアパート、壁薄いって知ってた?…あんたの部屋の音、けっこう響くんだよ」

「…お、音?」

「しらばっくれるなよ。さっきのだよ。あんたが一人でしてたやつ」

瞬間、顔から火が出るほど熱くなった。

「な、何の話かわかりません!」

「そう?俺の部屋にははっきり聞こえたけど」

彼の声が、ゆっくりと低くなっていく。

いたずらっぽい響きの中に、どこか獣のような静けさが混じっていた。

「…欲求不満なの?」

その一言で、呼吸が止まった。

喉がからからに乾く。

返す言葉が見つからず、赤面したままただ沈黙する。

すると次の瞬間、後藤さんが、無言で部屋に入ってきた。

「ちょ、ちょっと…困ります…!」

言いながらも、体が動かない。

逃げようと思っても、足がすくんでいた。

後藤さんはゆっくりと私の方へ近づく。

その目は、怖いほど真っ直ぐだ。

「俺もさ、あんたのせいで眠れなかった」

「…え?」

「いつも隣から聞こえる声がずっと頭から離れなくて。…責任取ってよ」

顔を上げた瞬間、彼の手が頬に触れた。

そして、唇が重なった。

一瞬のことだった。

拒もうとしたのに、息を吸う暇もなかった。

唇の熱が、思考を奪っていく。

そのまま無理やりにベッドに押しのけられて、私の上に後藤さんが覆いかぶさる。

「…っ、後藤さん、やめ…」

「嫌なら抵抗しなよ。そうじゃないなら、黙って」

耳元で囁かれた声が低く響く。

その距離の近さに、背中がぞくりと震えた。

彼の吐息がかかるたび、頭の中が真っ白になる。

後藤さんの唇が再び重なった。

さっきより深く、迷いがなくて、呼吸が奪われる。

唇の隙間から漏れる息が熱を帯び、喉が小さく鳴る。

彼の手が頬から首筋、そして肩へと滑り落ちていく。

Tシャツの生地越しに感じる指の温度が、やけに鮮明だった。

逃げようとするたび、背中を壁に追い詰められる。

コメント (2)

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  • 匿名 2025年12月29日

    続編希望です

  • 匿名二科 2025年12月30日

    私からもひとつ、この通り。