人間の僕が魔導士の彼女に恋をして…ずっと秘めていた身分違いの恋が実るお話
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人間の僕が魔導士の彼女に恋をして…ずっと秘めていた身分違いの恋が実るお話 (ページ 1)
僕たちの住むこの世界には、4種類の種族が存在している。1番優遇され、地位も高い魔法の使える魔導士。その次にエルフやドワーフなどの妖精達。
それから犬や狼などの獣の要素が混じった獣人。そして周りからその非力さや凡人さから蔑まれることもしばしばな人間。僕は何の取り柄もない人間として産まれてきた。
「あっ…やめてください」
「いいから早く金出せって」
そのせいでよく他の種族に絡まれることも多かった。今日も例に漏れず魔導士たちにカツアゲされていた、その時だった。
「おい、何をしている」
「ちっ、ヒメナかよ。邪魔しやがって」
ある女性が介入してくるとすぐに魔導士の男は去っていった。
「大丈夫か?リオン」
「ごめんヒメナ、また今日も助けられちゃった」
「いいんだよ。リオンは私の大切な友達なんだから」
「ありがとう。でも僕なんかに構わなくていいんだよ?僕は人間だし、一緒にいたらヒメナまで蔑まれる…」
「気にするな、私はリオンが無事ならそれでいい」
「ヒメナ…」
その言葉にちょっぴり嬉しくなる。僕は彼女のことが好きだ。最初は一目惚れだった。優しくて綺麗で、初めて僕を助けてくれた時からずっと憧れの存在で。
でも、彼女は魔導士。僕は人間。種族が違うから一緒にいると周りの目が気になってしまう。それでも好きになってしまった。難しい想いだってわかってる。
でも好きで仕方がないんだ。ヒメナはきっと僕のこと友達としてしか思ってない。
でも僕は友達以上になりたいと思っている。だから彼女に迷惑をかけないために、この気持ちは隠し通さなければいけないんだ。
そんなことを思い始めていた、ある日の事だった。街をぶらついていると、とあるお店で美味しそうなマカロンを見つけた。
「これヒメナにプレゼントしよっかな」
彼女が好きなマカロンの箱を買って、そのまま彼女の家へと向かった。喜んでくれるかな?なんて楽しみにしていた、その時だった。
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