人間の僕が魔導士の彼女に恋をして…ずっと秘めていた身分違いの恋が実るお話 (ページ 3)
「リオン、大丈夫…?」
「ヒメナ…」
「はは、おいおい、こんな状況でよく他人の心配出来るなぁ」
「お願い…やめて」
彼女に心配させてしまっているのが悔しくて、僕は何度も彼らに立ち向かった。
「くそ、ちょこまかと」
「…っ、めんどくさいヤツめ」
「仕方ない、今日は手を引くぞ」
「ああ、こんな所で魔力消費しても意味無いからな」
「まて、逃すか!」
「しつこい奴だな。おい、あれ使え」
「分かったぜ、おい人間」
魔導士の男がそう言った瞬間、突然辺り一面が煙に包まれた。そしてそのまま男達は逃げていった。
「待て!」
「もう大丈夫」
追いかけようとしたところを彼女に止められる。
「でも」
「私なら平気だから」
「ごめん…」
僕はヒメナに謝ることしかできなかった。
「どうして謝るの?悪いのはあいつらだよ」
「でも、僕がもっと早く来ていればこんな事にはならなかった」
「違う、私が油断していたからいけないの」
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