夫の嫉妬心から荒ぶる激しいセックスへと発展。普段とは違う雰囲気の夫に不覚にも私はゾクゾクとしてしまう (ページ 2)
「ごめん、A子…でもあの人たちはちょっと…」
「そうだよね。なんか危ない感じがしたかも…」
私が腕を引っ張られている最中、もう一人の男から肩をがっつり抱かれていたA子も少々恐怖を感じているようだった。
「A子はこの後どうする?」
「うーん…まだどこかに飲みに行こうかなとも考えたけど…今日はやっぱり帰ろうかな」
先ほどの出来事で友人も少し酔いがさめたのだろう。
お酒が抜け、意気消沈としているようだった。
私たちはそれぞれタクシーに乗り、帰宅することに。
「じゃあね、A子、気をつけて帰ってね」
「うん、星奈もね」
*****
「ただいまー…」
「おかえり!遅かったね、大丈夫だった?」
笑顔ながらもどこか心配そうにしている夫の直哉が私を出迎える。
もう少し早く帰ろうとは思っていたが、時間は夜の12時をまわっていた。
「日付をまたぐ前には帰るからね」と伝えてあった分、直哉にも心配をかけてしまったのだろう。
「う、うん、ごめんね…ちょっとナンパされて帰るのに手こずっちゃって」
「えっ?ナンパ?」
それを聞いた直哉は少々顔色を変え、眉をひそめた。
「いっいや、でも何もないよ?ちゃんと断ってるし」
「本当に?」
昔から直哉は少し嫉妬心が強いところがある。
束縛とかをされていたわけではないのだが、なんとなく男友達の話をしたり、会社の男性上司の話などでも度々不機嫌そうな表情になる時があった。
でも私は直哉のことが好きだし、浮気や不倫なんて一度もない。
直哉もそれをちゃんとわかってくれているようだったが、いまだに他の男性の話はモヤモヤしてしまうのだろう。
そのことから、正直にナンパの話をしてしまった私は「しまった…」と思った。
「どこも触られたりはしてない?」
「うん、ちょっと腕を掴まれたりしただけで…」
「腕掴まれたの?」
「うん…でもすぐに払いのけたし」
直哉はますます不機嫌そうになる。
腕を身体の前で組み、下を向いて黙りこんだ。
「ごっごめんね、直哉、でも私本当に…」
重たい空気感から慌てて弁解しようとする私の手を、直哉はグイっと引っ張り部屋の中へ入れると、おもむろに胸を鷲掴みにして、私の口に強く唇を押しあててくる。
生ぬるい舌の感覚が私の口の中を這いまわり支配した。
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