なんでも許してくれる彼を嫉妬させようと思ったら、思った以上に重いお仕置きをされた話

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なんでも許してくれる彼を嫉妬させようと思ったら、思った以上に重いお仕置きをされた話 (ページ 1)

私の彼は心がとっても広い。記念日を忘れても、待ち合わせに遅刻しても、手料理を失敗しても笑って許してくれる。私はそんな優しい彼が大好きだ。

だから…そう、つい試したくなってしまった。彼は私がどこまでのことをしても、許してくれるんだろうかって。

だからつい、職場の異性の同僚とご飯に行ってしまったんだ。ちょっとだけ妬かせるつもりで。

もちろん何もやましいことはなかったけど、事の顛末を知った彼が長い沈黙の末に口を開いた。

「俺さ、舞菜のすることって結構何でも受け入れてきたと思うんだ」

「う、うん…そうだね?」

「だからさ、俺の言うことも…受け入れてくれるよね?」

その言葉に私はつい頷いてしまった。

ベッドの上部に拘束具で両手首を固定される。カチャリ、と鍵までかけられて。こんなことは今まで一度もなかった。

にこやかに事を進める彼の様子を見ていると分かる。これは、相当怒っているんだと。

彼は鍵をサイドテーブルに置いてあったマグカップへと入れる。そしてそこに水を注いでからこちらに持ってきた。私が困惑していると彼が「この鍵、マグカップごと凍らせるね。俺が満足したら冷凍庫から出してここに持ってくるから」と告げる。それって…。

「コップの氷が溶けないと、舞菜はベッドから抜け出せないから。頑張って」

そういって彼がそれを冷凍庫にしまってから戻ってくる。

ギシリ、とベッドが軋む音がして、長い夜が始まった。

もう、どのくらい時間が絶ったのだろう。ぐちゅぬちゅという耳を塞ぎたくなるような音にも慣れてしまうほど、何度も彼に貫かれていた。

「いつもはさ、我慢してたんだ。舞菜の身体が辛くならないように。でも決めた…もう俺無しじゃ無理になるくらいに俺の事を覚えさせてあげる」

「ンッあ!アッ…!っ…!!!」

いつもより低い声を聞いただけでイッてしまった。なにこれ、こんな佑斗、知らない。こんなに何度もイかされた事なんてない。ビクッと跳ねる脚を彼が押さえ込むようにして、深くを突かれると力が入らず抵抗できなくなる。

「イッ…た、も、イッた、から!ひッ、ンァあッ!!」

それが?とでも言うように奥をピストンされて、快感の境目が分からなくなる。私の中は痙攣しっぱなしで、連続してずっとイってるのかもしれない。

ぐぅーっと最奥へ押し込まれてから一度ギリギリまで引き抜かれ、一気にズパンッ、と叩きつけられて喉が仰け反った。

「ぁ、…ぐっ!!」

もう無理、無理だ、と思うのに、彼は鍵の入ったコップを持ってくる気配すらない。持ってきてからさらに、氷が溶けて鍵が取り出せるまでどのくらいの時間がかかるのか。終わりの見えないそれに目眩がしそうだった。

「考え事?ずいぶん余裕だね」

「ぇ、あ?…ーーァ、あッ、ァアッ!!」

私の弱いところを的確に攻められて、何も考えられなくなる。

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