なんでも許してくれる彼を嫉妬させようと思ったら、思った以上に重いお仕置きをされた話 (ページ 2)

「ねぇ約束して。俺以外の男は見ないって。じゃないと舞菜のこと、ここから出してあげられない」

ズンッ！と奥を拓かれて頭が真っ白になる。身体中が快感に痺れて、思考が濁っていく。

「ぅ、ぁあっ！…ン、ッ、見な、見ない…っからぁ、佑斗、だけ…」

「うん、俺も舞菜だけだよ」

優しくて深い口付けをされて、頭の奥がボーッとする。イキ慣れた身体はもうこれだけで達してしまった。すると彼が嬉しそうに律動を再開するから、身を捩りながら快感に耐えるのだった。

「ンあっ、ぁ…う…！ゃ、…イッちゃ…～～！！！」

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あれから更に何度かも分からないくらい交わって、蜜どころか潮まで噴くほどに私の身体は作り替えられた。奥を細かく突かれて、耐えきれずにプシャッとまた潮を噴いた。

焦点の合わない瞳をさ迷わせていると、彼と目が合う。彼が頬に手を当てて、優しい声色で呟く。

「よく頑張ったね、そろそろ鍵を取り出す準備をしよっか」

そういって一度離れ、あの鍵の入ったマグカップを持ってきた。

コトリ、とサイドテーブルに置かれたそれをぼんやり見やる。

「さ、これが溶けるまでに目一杯愛し合おっか、舞菜」

ようやく見えてきた解放に、私は安堵しつつ頷いた。まだまだ夜が長いだなんて思わずに。

「もっ、イきたくなっ…ゃ、やァアアあッッ！！！」

潮や愛液でぐちゃぐちゃのぬるぬるになったベッドで、私はまだ抱かれていた。おかしい、だってもう。

「こ、おり…溶けっ…！溶けて、ない？っンぅ…！」

「氷？あー、まだ溶けきってないよ。だからまだだぁめ」

「う、そ…中、見せ…ッ、ひ、ァ、ああっ！」

はぐらかすように胸の尖りをつまみつつ、ゆっくりと一定のリズムで動かれる。だめ、イくことを止められない。また──。

一際強い快感と共に、潮が吹き出る感覚に見悶えた。

「～～ッぁ、ぐ…！！！」

息つく間も無く今度はクリを弄られて、泣きながら許しを乞う。

「もっ、イった、から！クリつらいぃ…！ンンッ！！ゃ、め…あぁッッ！！！」

濁る意識の中で、そっと彼が呟いていたが、私の耳には届かなかった。

「──まだ、許してあげない」