朝ごはんを食べていると昨日私を激しく貫いた熱くて太い彼自身を思い出す

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朝ごはんを食べていると昨日私を激しく貫いた熱くて太い彼自身を思い出す (ページ 1)

日曜日の朝、私とタクトはよく近場のカフェに行く。

せっかくのお休みだし、同棲してるって言っても普段はすれ違いばかりなんだから、家で2人でゴロゴロしているのもいいんだけど、休日のモーニングってなんとなくおしゃれで楽しいし。私もタクトも気分が上がることが好きだから、毎週日曜日はカフェでモーニングって決めてるの。

窓にステンドグラスがはめてあるレトロな喫茶店。
クラシックが流れていて、外国で執事をやってるようなマスターのいるこのお店が、私もタクトも大好き。

モーニングのメニューも豊富で、いつも迷っちゃう。

今日は、私はハチミツたっぷりでホイップクリームも添えてあるフレンチトースト、タクトはたっぷりバターのスクランブルエッグとぷりぷりソーセージのトーストセットにした。ドリンクは2人そろってカフェオレ。ここのカフェオレはミルクが濃くてとってもおいしい。

いかにも「休日のおしゃれモーニング」みたいなメニュー。
窓の外の花壇を眺めながら、私とタクトは気怠い時間を過ごす。

「ヒマワリ咲いてるね、アコちゃん」
「あ、ホントだね」

タクトはニコニコ笑って窓の外を指さして、それからフォークで刺した太いソーセージを、カットもしないで口に運ぶ。
タクトが大きな口を開けると、中からチラチラ赤い舌と真っ白な歯がのぞいた。

(あ…)

それを見て、私は昨日の夜を思い出す。

*****

土曜日の夜、私とタクトはエッチをする。

付き合い始めた2年前、まだバラバラのマンションに住んでいた頃からの習慣。
平日は仕事で忙しいから寝不足なんかできないし、それに「毎日してたらありがたみがなくなるよ」ってタクトが笑うから。出張でも入らない限り、毎週土曜日、私たちはエッチをする。

1週間もタクトとしないでいたら私は体の奥がムズムズしてたまらなくなる。タクトも多分同じ。だからいつも、夕食もそこそこに私たちはベッドになだれ込む。昨日もそうだった。

ミートソーススパゲティを口に運ぶタクトの赤い舌と白い歯を見てるだけで、私は頭がボーっとしてきて、タクトも同じで。目が合って、次の瞬間、私たちはもうベッドにいた。

「エッチだね、アコちゃん」
「タクトもでしょ…したくない?」

もちろんしたいよ。
そう答えるなり、タクトは私の唇に嚙みついた。

タクトは唇が触れ合うのももどかしく舌で私の口の中を暴く。歯の裏側から喉の方まで。
そのまま、背中にタクトの大きな手が回る。長い指がシャツの下から入り込み、プツプツとブラのホックを外した。

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