年上の彼氏に好きなようにお世話されるのが好きで、つい甘えてしまう私

就職してもう3年。会社でも先輩になって、誰かをお世話することも増えた。
お茶の淹れ方とか電話の取り方とか、新入社員さんはわからないもんね。
誰かのお世話が好きなわけでもないし、「余計な仕事増やさないでよねー！」って溜息が出ることもあるけど、仕方ない。毎日やってれば慣れるしね。はあ、先輩って楽じゃない。

そんなわけで、誰かのお世話するのもまあまあ板についてきた。
でも、どっちかっていうと、私、もともとはお世話される側なんだよね…。
4人兄弟の末っ子で、お兄ちゃん3人。3番目のお兄ちゃんとも8歳離れてたから、もう甘えたい放題。

「ほら、チカちゃん」

名前呼ばれて手招きされて。
よく「はい、あーん」ってお菓子を食べさせてもらってた。おはようとおやすみのキスも、おでこにしてもらう方だったし。

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今同棲してるハルマくんとも10歳離れてるから、基本的に私はお世話される方。
ハルマくんは私に甘いから私が望めば何でも私の好きなようにさせてくれるけど、でもハルマくんは年上だから、本当は自分の好きなようにしたいはず。そうでしょう？
だから、私はハルマくんに全部お任せしてる。

それに、私、ハルマくんに優しくされるの好きなんだよね…。
構われるのって嬉しくない？

「チカ、口開けて」って、お兄ちゃんたちみたいに甘いチョコレートを口に入れてもらうのも好きだし、少し寒い日にハルマくんのジャケットを掛けてもらうのも好き。

ハルマくんのにおいがしてなんだか嬉しいんだもん。それに、酔っぱらって潰れたとき、「チカ、飲みすぎだよ」ってちょっとお説教されながらおんぶしてもらうのも好き。

ごめんね、ハルマくん。この間、本当は起きてたのにおんぶしてもらっちゃった。ハルマくんの大きな背中が恋しくて。これは懺悔です。

もちろん、エッチするとき、ハルマくんが私の洋服を脱がせてくれるのも好き。
自分で脱げるけど、ハルマくんの大きな手が、ゆっくり1枚ずつ私の洋服を剥ぎ取っていくのを見てるのって、ドキドキする。

ハルマくんは私の洋服を脱がしながら、脚の付け根とか爪のとことか、首の辺りとか、耳とか髪とか、とにかく全身にキスをする。

チュ…チュ…って。ついばむようなキスの音がたまらない。ゾクゾクしちゃう。ああ、私、裸になってるんだ。これからハルマくんとするんだ…って。